かっこいいブログにしたくてwordpressテーマを探しているんですが、「かっこいい」で検索しても普通のおすすめ記事しか出てこなくて、参考になりません……。
うちは会社のホームページです。「かっこいい感じで」と言われたんですが、黒っぽいデザインでいいんでしょうか?
そこ、大事な分かれ道です。「かっこいい」には3つの方向があって、会社のサイトで黒に振ると失敗しやすい。まず自分がどの方向なのかを決めましょう。
こんにちは、webディレクター兼個人ブロガー(兼プログラミング講師)のきつねコードです。
当サイトではWordPressやブログ運営のノウハウを発信しています。今回はかっこいいデザインのWordPressテーマを9つ紹介します。
「かっこいいwordpressテーマ」で検索していると、汎用のおすすめ記事ばかりが並びます。なかなか決まらずに迷子になっている方も多いかもしれません。
理由はたぶん、「かっこいい」が指しているものが人によってバラバラだからです。まとめにくい。なのでこの記事では、先にそこを3つに分解します。
かっこいいWordPressテーマ9選【早見表】
先に全体像です。読みながら「自分はこの行かな」と当たりをつけてください。
| テーマ | 料金(税込) | かっこよさの方向 | 向いているサイト |
|---|---|---|---|
| RE:DIVER | 14,980円〜 | ミニマル・シャープ | ブログ・特化メディア |
| ゴールドメディア | 16,500円 | シャープ・モダン | 本格メディア |
| SWELL | 17,600円 | 設定次第(ダークも可) | ブログ全般 |
| TCD VOYAGE | 40,590円 | 格式・雑誌風 | ブログ・メディア |
| TCD GENESIS | 52,800円 | 格式・重厚 | 企業サイト(中〜大) |
| TCD SOLARIS | 43,780円 | 先進・テクノロジー | 企業サイト(IT・研究系) |
| TCD AIDER | 40,590円 | 誠実・信頼感 | 士業・個人事務所 |
| Cocoon | 無料 | スキン次第 | ブログ入門 |
| TCD GLUE | 無料 | ミニマル | お試し・シンプル志向 |
結論を先に言うと、かっこいいブログならRE:DIVER、かっこいい会社のサイトならTCD。この2つで大半は着地します。
ただ、この2つは値段が3倍近く違います。なぜ違うのかを知らずに選ぶと確実に後悔するので、そこも含めて整理します。
\動きまで含めて、かっこいいブログにする/
「かっこいい」は3つの方向に分かれる
ここがこの記事の本題です。
「かっこいいサイトにしたい」という人に、好きなサイトを見せてもらうと、だいたい3つのどれかに落ちます。この3つ、目指す先がかなり違います。
①ダーク・重厚系:黒や濃色で、インパクト重視
背景が黒やダークグレーで、写真が浮き上がって見えるタイプ。ガジェット系ブログ、音楽、ゲーム、バーや飲食店のサイトなどでよく見ます。
しかし現実的な話をすると、ダーク"専用"のwordpressテーマというのは、ほとんどありません。
ダーク専用として名前が挙がるテーマはそもそも少なかったり、何年も前のもので今から買うには少々不安があります。それより、主要テーマの一部でダーク寄りのデモやパターンを用意しているので、そこから選ぶ方が確実です。
具体的にどれを見ればいいかは、記事の後半にダーク専用のセクションを設けました。
ブログとホームページで答えが違うので、そこでまとめて書きますのであとでご覧ください。
②ミニマル・シャープ系:白背景・細い線・余白
多くの人が考える「かっこいい」の主流はこちらだと思っています。
白やごく薄いグレーの背景に、細めのフォント、直線的なレイアウト、そしてたっぷりの余白。装飾はほとんど使わず、「引き算」でかっこよさを作る方向ですね。ポートフォリオ、IT系、ビジネス系のブログなどと相性がいいですし、いってもしまえばどのタイプにもあう万能型。
ここに、最近は「動き」の要素が加わっています。スクロールしたときのふわっとした表示、ホバーしたときの反応はもちろん、凝った「珍しい動き」も見かけます。静止画では伝わらない部分で差がつくようになってきました。デモサイトを見るときには、この点はぜひ意識してみてください。
パッとページ全体を見るだけでなく、カーソルを動かしてみてアニメーションなどにも注目しましょう。
③企業の「かっこよさ」=信頼感と格式
そして見落とされがちなのがこれ。会社のホームページで求められる「かっこいい」は、①や②とは別物です。
ここでの正解は「ちゃんとした会社に見えること」。均整の取れたレイアウト、抑制の効いた配色、大きくて質の高い写真。派手ではないのに、なぜか高そうに見えるあの感じです。
冒頭の相談にあった「会社のサイトを黒っぽく」は、たいてい失敗します。黒背景は業種を選ぶうえに、真面目な事業だと「なんか怪しい」という印象になりかねません。ここは①と混ぜないでください。(業種や会社イメージと合うならば黒系ホームページもあり)
もう一つの軸:ブログか、会社のサイトか
方向と同じくらい大事なのが、こっちです。記事を書き溜めていくブログと、会社やサービスを見せるホームページでは、選ぶテーマ群がまるごと変わります。
この2軸を掛け合わせると、候補はこうなります。
| ブログ | 企業サイト・ホームページ | |
|---|---|---|
| ダーク・重厚 | JIN:R/SWELL | XWRITE/TCD/OLTANA |
| ミニマル・シャープ | RE:DIVER/ゴールドメディア | TCD SOLARIS |
| 格式・信頼感 | (ブログ向きではない) | TCD GENESIS/AIDER |
表のマスが決まれば、候補は1〜2個です。「格式×ブログ」だけは無理に狙わない方がいい組み合わせなので、空欄にしてあります。
かっこいいブログにするWordPressテーマ4選
記事を書いていくタイプのサイト向けです。個人ブログ、特化ブログ、メディアはこちら。
RE:DIVER|動きまで含めて「かっこいい」

かっこいいブログを作るなら、まずRE:DIVERです。2025年に出た新しいテーマで、かつて人気だった「Diver」を一から作り直したものです。
デモサイトを見てもらうのが早いんですが、余白の取り方とタイポグラフィがミニマル・シャープ系のど真ん中。個人ブログというより、ちゃんとしたWebマガジンに見えます。
そしてこのテーマの面白いところは、かっこよさが「静止画」だけじゃないこと。スクロールしたときの動き、ホバーの反応、ページ遷移の滑らかさ、このあたりが妙に気持ちいいんですよね。
理由もはっきりしていて、多くのテーマが使っているjQueryをあえて使わず、素のJavaScriptで組んであるから。動きが軽くて引っかかりがありません。スクショでは伝わらない部分なので、ぜひ実物を触ってみてください。
価格は14,980円(3サイトまで)。5サイトなら17,980円、無制限なら29,800円というライセンス数で分かれる方式です。SWELLのような「買えば何個でも」とは違うので、複数サイトを持つ予定があるなら最初に確認しておいてください。
\まだ使っている人が少ない、穴場のテーマ/
※14,980円(3サイトまでのプラン)
ゴールドメディア|本格メディアをシャープに見せる

記事を大量に積んでメディアとして育てるつもりなら、ゴールドメディア。16,500円です。
デザインの方向はシャープでモダン。デモサイトに「スタイリッシュ」「スタイリッシュビジネス」といった系統が揃っていて、個人ブログっぽさを消したい人には刺さります。装飾パーツの豊富さも頭ひとつ抜けていて、記事の中身までしっかり作り込めます。
下位版に「ゴールドブログ」(13,200円)もあります。差額3,300円で、ゴールドメディアにはPWA機能(スマホのホーム画面に追加してアプリのように使える)や、記事数が増えても快適に運用できる管理機能が付きます。記事を100本以上積む気があるならメディア、小規模ならブログという選び分けでいいと思います。
1点だけ正直に書いておくと、ライブプレビュー機能がありません。設定を変えるたびに保存して確認する形になるので、最初は少しもたつきます。マニュアルが丁寧なので、読みながら進めれば詰まることはないです。
\この価格でPWA対応。メディア志向の本命/
※16,500円
SWELL|どの方向にも寄せられる万能型
3本目はSWELL。17,600円で、自分のサイトなら何個でも使い回せます。
正確に言うと、SWELLは「かっこいい系のテーマ専門」ではありません。初期状態はニュートラルです。
ただ、背景色・文字色・アクセントカラーをまとめて設定できるので、シャープ方向にもダーク方向にも寄せられるのが強み。デモサイトも複数あって、その中には濃色ベースのものもあります。ダークにしたい人の受け皿としては、かなり優秀です(具体的なやり方は後半のダークのセクションで書きます)。
もう一つSWELLが向いているのは、「かっこよくしたいけど、途中で方向転換するかも」という人。テーマを変えずに雰囲気を変えられるのは、長く使ううえでかなり効いてきます。利用者が多く、困ったときに検索すれば答えが見つかるのも安心材料です。
\ ワンランク上のブログサイトへ/
※全てが整う人気No.1wordpressテーマ
TCD VOYAGE|個人ブログを「媒体」に見せる

最後の1本だけ、価格帯が違います。TCD VOYAGE、40,590円です。
「TCDは企業サイト向けじゃないの?」と思っている方もいるかもしれません。このVOYAGEは「読ませるメディア」に振り切って作られているので、ブログでも普通に使えます。TCDの中では例外的な立ち位置ですね。個人ブログで使えば相当な差別化になりそうです。
かっこよさの方向で言うと、③の格式に近い。雑誌をめくっているようなトップページで、オープニング演出とヒーローヘッダーで世界観を作ってから記事に引き込む構成です。個人が書いているのに、読み手には「ちゃんとした媒体」に見える。これが一番の価値だと思っています。
人や物語にフォーカスするための投稿タイプがあるので、インタビューや特集を軸にするブログとは特に相性がいい。地域特化、旅行、グルメ、ファッション、趣味系あたりですね。人気記事を自動表示するランキングページで回遊率を上げる機能もあります。
正直に言うと、ブログに4万円は安くありません。ただ個人で使っている人をあまり見かけないので、差別化という一点では効果が大きい。ブランディングを重視する人が選べばいいテーマです。
\個人ブログを、雑誌のような媒体に/
※40,590円
ブログ向けテーマをもっと横並びで比較したい方は、こちらもどうぞ。
→ ブログ向けWordPressテーマ人気ランキング8選【2026年】
かっこいい企業サイトを作るWordPressテーマ3選
ここからは、会社・事務所・サービスのホームページ向けです。3方向のうち「格式・信頼感」を狙う人はこちら。
この用途はTCDシリーズがほぼ一択になります。業種・用途別に80〜90種類ほど展開している国産ブランドで、デモサイトに写真と文章を流し込むだけで、ほぼその見た目になるのが特徴です。
ブログ向けの3倍くらいの価格ですが、同じ見た目を制作会社に頼んだら数十万円コースです。事業のサイトなら、むしろ安い方だと思います。
TCD GENESIS|格式で見せる。企業サイトの王道

GENESISは、TCDの中でもコーポレートサイト向けの定番です。52,800円。
均整の取れたレイアウトと、抑制の効いた配色。派手ではないのに高そうに見えるタイプのかっこよさで、③の方向のお手本みたいなテーマです。
会社概要・事業案内・ニュースといった必要なページが最初から想定されているので、構成に悩む時間もほぼゼロ。
規模を問わず使えるので、「うちの会社をちゃんとした会社に見せたい」なら、まずここから検討でいいと思います。よく売れているテーマです。
\ 最高品質TCDテーマ・完璧なサイトがすぐ手に入る/
TCD SOLARIS|先進的・テクノロジー系のかっこよさ

もう少し「最先端」「技術」の印象を出したいならSOLARIS。43,780円です。
フルスクリーンのヒーローヘッダーと、自然に溶け込むパララックス(視差効果)。大企業や研究開発型の会社を思わせる、シックで開放的なデザインです。IT企業、メーカー、ベンチャーあたりにハマります。
3方向で言えば、これは②ミニマル・シャープ系と③格式の中間。GENESISより個性を出したい、でも軽く見られたくないという場合の答えになります。情報量が多い大きめのサイトにも対応できる作りです。
\ 最高品質TCDテーマ・完璧なサイトがすぐ手に入る/
TCD AIDER|士業・個人事務所の「信頼されるかっこよさ」

税理士・行政書士・社労士といった士業や個人事務所なら、AIDER。40,590円です。
士業向けに設計されたテーマで、コンセプトは「信頼」「実績」「誠実さ」。スタッフの人となりや実績、お客様の声を掲載するページが最初から用意されていて、問い合わせにつながる構成が組み込まれています。
士業のサイトって、かっこよさより先に「この人に頼んで大丈夫か」が問われるんですよね。AIDERはそこに正面から答える作りになっていて、GENESISのような大企業感とはまた違う方向で仕上がります。事務所の規模が小さくても様になるのが強みです。
※40,590円
TCDは「エッジの効いたテーマ」の宝庫。一覧から探すのが早い
ここまで3本を挙げましたが、これはTCDのごく一部です。
TCDには90種類以上のテーマがあって、尖ったデザインのものがかなり多い。採用サイト向け、美容室向け、ネットショップ向け、ギャラリー向け、和風、LP特化。業種や用途ごとに、それぞれ振り切ったテーマが用意されています。
なので「かっこいいテーマを3つ紹介されても、うちの業種と違う」という人は、公式の一覧を眺めた方が早いです。どれもクオリティーが高くおすすめです。自分の業種に近いデモサイトが見つかったら、それがほぼ答えです。
一覧を見るときのコツを2つだけ。
- できるだけ新しいテーマを選ぶ:TCDは古いテーマの販売を順次終了しています。長く使うつもりなら、新しめのものを選んでおくと安心です(番号が大きいほど新しい)
- デモサイトをスマホでも見る:TCDはスマホ表示まで作り込まれていますが、レイアウトの印象はPCとかなり変わります。実際に読者が見るのはスマホが多いです
ダーク・黒系にしたいなら、この選び方
前半で保留にしていた、ダーク方向の答えです。
もう一度書いておくと、ダーク"専用"テーマはほとんどありません。今は主要なテーマが、ダーク寄りのデモやデザインパターンを最初から用意しています。そこから選ぶ方が、テーマの新しさもサポートも安心です。
ブログとホームページで見るべき場所が違うので、分けて書きますね。
ブログなら:JIN:Rの「Dark Mode」か、SWELL
意外に思われるかもしれませんが、JIN:Rにはデモの一つとして「Dark Mode(プログラミングdemo)」が用意されています。JIN:Rはやわらかい印象のテーマというイメージが強いので、ここは見落とされがちなんです。
デザインプリセット機能を使えば、このダークなデモの見た目を1クリックで自分のサイトに反映できます。ゼロから配色を組む必要がないので、初心者にはこれが一番早い。同じくJIN:Rのデモの「YouTuber」も黒基調寄りなので、あわせて見てみてください。
1点だけ注意があります。Dark Modeのデモを完全に再現するには、一部のテキストを白にするCSSを追加する必要があります。公式マニュアルにコードが載っているので、コピーして貼るだけではありますが、「まったく何もしなくていい」わけではない点は知っておいてください。
もう一つの選択肢がSWELL。デモの6番が黒基調のデザインです。それとあとはデモを選ぶというより、自分で配色を組む形になります。自由度は高いので、細かく詰めたい人向けですね。
ホームページなら:XWRITE・TCD・OLTANA
お店や会社のサイトを濃色で作りたい場合は、候補が3つあります。
XWRITEは、エックスサーバーが開発しているテーマです。「パターンライブラリ」という機能があって、業種別のデザインをコピー&ペーストで持ってこられます。その中に「劇団」「イタリアンレストラン」といった、濃色寄りのパターンがあります。飲食やシックなイメージのお店なら、ここから始めるのが早い。
TCDにも濃色系はあります。採用サイト向けのISSUE、メンズ美容室向けのHOMMEあたりですね。ただ業種特化なので、自分の業種と合うかどうかで判断してください。合えば強いですが、合わないなら無理に選ばなくていいです。
そして個人的に面白いと思っているのがOLTANA。JIN:Rを作った会社のホームページ向けテーマ集です。
OLTANAは「背景色とフォント次第で表情が180度変わる」ことを前提に設計されているのが特徴で、公式もそう明記しています。つまり同じテーマで、明るくも暗くも作れる。パーソナルジムやカフェなど業種別のデモが揃っているので、そこから濃色に寄せていく使い方ができます。
「ダークなテーマを探す」より「ダークにもできるテーマを選ぶ」。この考え方に切り替えると、選択肢が一気に広がりますよ。
無料でどこまでかっこよくできる?
「まずは0円で」という人向けに、現実的な選択肢を2つ。
Cocoon|スキンで方向を寄せる
無料の定番Cocoon(コクーン)。スキン(デザインの着せ替え)が100種類近くあって、その中にシャープ系・ダーク系がいくつかあります。選ぶだけで雰囲気が変わるので、無料で試すには一番ラクです。
弱点は、スキンを当てても「Cocoonだな」と分かる人には分かってしまうこと。そこから先の個性を出そうとすると、CSSを書く世界に入ります。
TCD GLUE|無料でTCDの空気感を試せる
もう一つが、TCDが出している無料テーマGLUEです。
機能を絞り込んだシンプルなブログメディア向けですが、TCDらしいカチッとした印象は出ます。Cocoonと比べると個人ブログっぽさが薄く、ミニマル・シャープ系に寄せたい人には合うはずです。
そして個人的におすすめしたいのが、TCDの管理画面を無料で体験できるという使い方。「TCDの有料テーマが気になるけど、4〜5万円出す前に操作感を知りたい」という人は、GLUEを入れてみると判断が早くなります。
ただ、無料で「かっこいい」に振り切るのは正直かなり難しいと思います。無料テーマは全体的に万人向けに作られているので、尖った表現は苦手なんですよね。そこが楽しい人ならいいんですが、そうでないなら1〜2万円払った方が早いと思います。
かっこいいテーマを入れたのに「安っぽい」3つの原因
相談されることが多い「かっこいいテーマを買ったのに、自分のサイトはなんかダサい」という失敗です。
原因はだいたい3つで、全部テーマのせいじゃありません。買い替える前に、ここを直した方が早いです。
原因1:黒の使い方が雑
ダーク方向で一番多い失敗です。さきほども触れましたが、大事なところなのでもう一度。
背景を真っ黒(#000)にすると、ほぼ確実に安っぽくなります。画面がギラついて、文字が浮きすぎて、目が疲れる。プロが作るダークサイトは、たいてい少し明るいダークグレーを使っています。
文字も同じで、真っ白より少しグレーを混ぜた方が読みやすい。コントラストは「強ければかっこいい」わけではないんですよね。ここは白背景のサイトより難易度が高いところで、だからこそ差がつきます。
原因2:フォントが太すぎる
これも多い。かっこよくしようとして、見出しを極太のゴシックにしてしまうパターンです。
でも今の「かっこいい」は、むしろ細い方向です。細めのフォント、広めの字間、たっぷりの行間。この3つで一気に洗練されます。太字はここぞという場所だけに使う。
試しに、憧れているサイトの見出しをよく見てみてください。思っているより細いはずです。
原因3:写真がちぐはぐ
そして最後がこれ。かっこいい系は写真の影響が本当に大きいです。
明るいフリー素材と暗い写真が混ざる、人物写真の雰囲気だけ浮いている、加工の強さがページごとに違う。これが起きると、どんなに良いテーマでも一気に素人っぽくなります。
特にダーク方向でよくあるのが、背景は黒いのに写真だけ明るくて浮いている状態。写真を少し暗めに加工するか、暗めのトーンの素材で揃えるだけで見違えます。フリー素材を使うなら、同じ配布サイトの同じ作者から揃えるのが手っ取り早いです。
あと地味に大事なのが画像の重さ。大きな写真を使うデザインほど、圧縮しないと表示が遅くなります。
黒を真っ黒にしない・フォントを細くする・写真のトーンを揃える。この3つはお金がかからないのに効果が一番大きいです。
サイトをこれから作る人へ
テーマの方向が決まったら、あとはWordPressを立ち上げるだけです。サーバーがまだなら、エックスサーバーが国内シェアNo.1で、私も長く使っています。
申し込み時に「WordPressクイックスタート」を使えば、ドメイン取得からWordPress設置まで1時間以内に終わります。そのあとに、選んだテーマをアップロードすればOKです。
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※「WordPressクイックスタートを利用」に✅を入れて進めてください
※個人も法人も『Xserver レンタルサーバー』を運用できます。
よくある質問
結局、黒いサイトを作るならどのテーマがいいですか?
ダーク"専用"テーマを買うより、ダークのデモやパターンを持っているテーマを選ぶ方が確実です。 ダーク専用として名前が挙がるテーマは数年前のものが中心で、今から新規で買うには不安が残ります。一方、ブログならJIN:Rに「Dark Mode」というデモがありますし、ホームページならXWRITEのパターンライブラリやOLTANAのように、背景色で表情を変えられる設計のテーマがあります。この方が新しく、サポートも安心。しかも飽きたときに明るい方向へ戻せます。専用テーマだとその融通が利きません。詳しくは記事内のダーク専用のセクションにまとめました。
ブログ向けテーマで企業サイトを作ってはいけませんか?
作れますが、遠回りになりやすいです。 ブログ向けテーマは「記事を読ませる」ための設計なので、会社概要・事業案内・実績・問い合わせ導線といった企業サイトに必要なページ構成が最初から用意されていません。全部を自分で組むことになります。SWELLのような自由度の高いテーマなら形にはできますが、TCDなら最初から入っているものを手作業で作る形です。ブログも書きながら会社の情報も載せたい、という規模ならブログ向けテーマで十分ですが、ホームページとしての完成度を求めるなら専用テーマの方が早くて確実だと思います。
AFFINGERはかっこいい系ではないんですか?
デザインの方向としては、たしかにかっこいい寄りです。 ただAFFINGERの本当の強みはデザインより収益化まわりの機能にあります。管理画面でPVが見られる、広告の出し分けができる、といった部分ですね。なので「見た目でかっこよくしたい」という今回の記事の趣旨からは少し外れると考えて、掲載していません。逆に「収益の仕組みを自分で作り込みたい」という目的なら十分に候補になります。詳しくは別記事にまとめています。
TCDは4〜5万円と高いですが、本当に必要ですか?
企業向けのTCDをブログに買う必要はありません。ただしVOYAGEだけは例外です。GENESISやSOLARISは企業サイト向けの設計なので、個人ブログに使うなら1〜2万円台のテーマで十分です。一方VOYAGEは「読ませるメディア」用に作られているので、ブログでも選ぶ価値があります。
一方、会社や事務所のホームページとなると比べる相手が変わります。同じ完成度を制作会社に頼めば数十万円からで、公開後の更新を依頼するたびに費用が乗ってくる。TCDなら買い切りで、更新も自分たちでできます。「誰に見せるサイトか」で判断してください。問い合わせが月に1件増えれば回収できる業種なら、迷う金額ではないと思います。
筆者ならどれを選びますか?
ブログならRE:DIVER、会社のサイトならTCDです。 RE:DIVERはまだ使っている人が少ないので、それだけで差別化になります。「よくあるブログの見た目」から抜け出したい人には特に刺さるはず。会社のサイト側は、規模と業種で分岐します。中〜大規模ならGENESIS、IT・技術系ならSOLARIS、士業・個人事務所ならAIDER。どれもピンとこなければ、TCDの一覧から自分の業種に近いデモを探すのが確実です。かっこいい系はテーマより配色とフォントで差がつくので、そこに時間をかけた方が結果は良くなりますよ。
まとめ:かっこいいの「方向」と「用途」で決まる
かっこいいWordPressテーマを9つ紹介しました。
このキーワードで迷う人が多いのは、「かっこいい」が指しているものが3つに分かれているからです。ダークなのか、ミニマルなのか、企業の格式なのか。そしてブログを作るのか会社のサイトを作るのか。この2つさえ決まれば、候補は1〜2個まで減ります。
そして最後にもう一度だけ。かっこいいテーマを入れただけでは、かっこよくなりません。黒を真っ黒にしない、フォントを細くする、写真のトーンを揃える。この3つは無料でできて、効果が一番大きいところです。
まずは気になったテーマのデモサイトを、スマホで開いてみるところからどうぞ。
デザイン系の記事は他にもあります。あわせてどうぞ。
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\ ワンランク上のブログサイトへ/
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