よく読んでいるあのブログ、どのWordPressテーマを使っているんだろう?同じテーマにしたら近づけるかな。
そもそも、そのサイトがWordPressで作られているのかも分からなくて…。
どちらも「WP-Search」にトップページのURLを入れるだけで分かります。ただ、有名なサイトほどオリジナルのテーマで、同じものは手に入らないことも多いんです。そのあたりも、実際に調べた結果で見ていきます。
こんにちは、webディレクター兼個人ブロガー(兼プログラミング講師)のきつねコードです。この記事は2023年に書いたものですが、紹介していたツールの住所が変わったり、使えなくなったりしていたので、2026年10月に全部調べ直して書き直しました。有名サイトの事例も、いま実際に調べた結果に差し替えています。
結論:WP-SearchにURLを入れれば、1分ほどで分かる
他のサイトのWordPressテーマを調べるなら、日本製の無料ツール「WP-Search」にトップページのURLを入れるのが一番早いです。日本のブログでよく使われているSWELL・Cocoon・JIN:R・AFFINGERなども、ちゃんと名前で出てきます。
WP-Searchの使い方
やることは2つだけです。
- WP-Searchを開き、調べたいサイトのトップページのURLを入れて検索する
- 結果の表の「テーマ」の欄を見る

試しに、ブログ界隈でおなじみの「ヒトデブログ」を調べてみると、こうなりました。

テーマはJIN:R。ついでに、サーバー(ConoHa WING)や入っているプラグインまで一覧で出ます。テーマ名をクリックすると、同じテーマを使っている他のサイトの一覧も見られるので、デザインの参考集としても使えます。
WP-Searchは住所が wp-search.org に移りました(古いURLからも自動で移動します)。いまはテーマ・プラグインだけでなく、サーバーや、WixやSTUDIOのようなWordPress以外の作成サービスも判定してくれます。Chromeの拡張機能やブックマークから1クリックで調べる方法も用意されています。
使う前に知っておきたいこと
ひとつ気をつけたいのが、WP-Searchで調べたサイトは、WP-Searchの事例集に自動で載ることです。公式の説明にも「トップページURLで検索するだけで自動的に掲載・分類されます」とあります。公開している有名サイトを調べるぶんには気にしなくていいのですが、作りかけの自分のサイトや、まだ表に出していない取引先のサイトを気軽に入れるのはやめておいた方が無難です。
あとは、結果は100%正確ではないことと、一度調べたサイトはしばらく結果が保存されるので、テーマを変えた直後のサイトだと古い結果が出ることがあります。どちらもWP-Search自身が注意書きしている点です。
有名サイトは何のテーマを使っている?2026年に調べてみた
ここからが本題です。名前を聞いたことがありそうなサイトを、実際に調べてみました。WP-Searchの結果だけでなく、各サイトのソース(後で紹介する手動の方法)でも確かめています。
| サイト | 種類 | 使っているテーマ |
|---|---|---|
| ヒトデブログ | 個人ブログ | JIN:R |
| Tsuzuki Blog | 個人ブログ | SWELL |
| ヨッセンス | 個人ブログ | STORK19(子テーマあり) |
| きつねコードブログ(このブログ) | 個人ブログ | AFFINGER(子テーマあり) |
| ノマド的節約術 | 個人ブログ | オリジナル |
| LIG | 企業のオウンドメディア | オリジナル |
| TechCrunch | 海外のニュースサイト | オリジナル |
| ホワイトハウス(米国) | 政府のサイト | オリジナル |
並べてみると、傾向がはっきりしています。
個人ブロガーは「市販のテーマ」が多い
ヒトデブログはJIN:R、Tsuzuki BlogはSWELL、ヨッセンスはSTORK19。個人で運営しているブログは、誰でも買える市販のテーマを使っていることが多いです。このブログもAFFINGERです。
市販のテーマなら、同じものを自分で買って入れられます。たとえばヒトデブログと同じJIN:Rが気になったら、JIN:Rの評判・レビューで向き不向きを確かめてから決める、という流れになります。
それと、ここ数年に立ち上がったブログを調べると、SWELLかCocoonに当たることが本当に多いです。WP-Searchが2026年1月に出した国内のシェアランキングでも、1位がSWELL、2位がCocoonでした。新しいブログの見た目が「なんとなく似ている」と感じるなら、たぶんこの2つのどちらかです。
企業・大手メディアは「オリジナルテーマ」がほとんど
一方で、LIG・TechCrunch・ホワイトハウスのような企業や大きなメディアは、全部オリジナルでした。個人ブログでも、ノマド的節約術のように長く大きく育ったサイトは自作のテーマを使っています。
オリジナルのテーマは、そのサイトのために作られたものなのでテーマ名が分かっても手に入りません。ここで「調べたのに意味がなかった」とがっかりする人が多いのですが、やれることはあります(後半の「調べた後」で書きます)。
「オリジナル」と出たら、そのサイトに雰囲気の近い市販テーマを探すのが現実的です。真似したかったのはテーマ名じゃなくて、見た目や読みやすさのはずなので。
ツールで出ないときは、ソースで「themes/」を探す
WP-Searchで出てこないときや、結果が本当か確かめたいときは、ブラウザでサイトの中身(ソース)を見れば自分で調べられます。パソコンのChromeを前提に書きますが、Edgeでもほぼ同じです(Safariは、設定の「詳細」で「ウェブデベロッパ用の機能を表示」をオンにするとソースを見られます)。

方法1:ページのソースで「themes/」を検索する
昔から使える、基本のやり方です。
- 調べたいサイトを開き、画面の何もないところで右クリック →「ページのソースを表示」(Windowsは Ctrl+U、Macは option+command+U でも開けます)
- 開いたタブで Ctrl+F(Macは command+F)を押し、
themes/と入れて検索する wp-content/themes/○○/と続いている所を探す。この「○○」がテーマのフォルダ名
このブログで試すと、wp-content/themes/affinger/ と wp-content/themes/affinger-child/ の2つが見つかります。AFFINGERと、その子テーマ(後で説明します)という意味です。
フォルダ名は、テーマの正式名とは少し違うことがあります。たとえばJIN:Rは jinr、STORK19は jstork19 でした。見慣れない名前が出たら、その文字列で検索してみると、たいていテーマの公式サイトが出てきます。
方法2:bodyタグの「wp-theme-」を見る(WordPress 6.8以降)
これは2023年にはなかった方法です。WordPress 6.8(2025年4月)から、ページのbodyタグに wp-theme-テーマ名 という目印が自動で付くようになりました。子テーマを使っていれば wp-child-theme-子テーマ名 も付きます。
見方は、ページのソースで wp-theme- と検索するだけ。このブログなら wp-theme-affinger wp-child-theme-affinger-child と出ます。テーマの判定にこれ以上分かりやすい目印はないので、方法1で迷ったらこちらも見てみてください。
ただ、WordPressを古いまま使っているサイトには付きませんし、テーマの作りによっては付かないこともあります(今回調べたなかでも、SWELLのサイトでは見当たりませんでした)。なくても気にせず、方法1に戻れば大丈夫です。
「検証」(デベロッパーツール)を使い慣れている人は、F12(Macは option+command+I)か、右クリック→「検証」で開いて、上のほうの <body を見ても同じものが確認できます。検証ツールの基本は「検証ツール」の基本の使い方とショートカットキーにまとめています。
方法3:style.cssの先頭を見る
フォルダ名だけではピンと来ないときは、テーマの「style.css」を開くと、先頭にテーマの名札が書いてあることが多いです。方法1で見つけた wp-content/themes/○○/ の後ろに style.css を付けてブラウザで開くと、こんな行が出てきます。
Theme Name: (テーマの名前)
Author: (作者・販売元)
Version: (バージョン)
フォルダ名を変えてあっても、作者名から元のテーマが分かることがあります。逆に、ここも書き換えられていたら、手動で調べるのはそこまでです。
調べた結果の読み方(見慣れない名前・何も出ないとき)
見たことのない名前が出た → たぶんオリジナル
今回の例だと、ノマド的節約術は n20、LIGは ligblog2022、TechCrunchは tc-24 というフォルダ名でした。こういう、サイト名や年号が入った名前はほぼ自作のテーマです。
名前が2つ出た → 「子テーマ」を使っている
affinger と affinger-child、swell と swell_child のように、似た名前が2つ出ることがあります。後ろに「child」などが付いている方が子テーマです。
子テーマは、テーマ本体(親テーマ)を更新しても自分のカスタマイズが消えないようにするための「上乗せ用」のテーマです。多くの市販テーマで、本体と一緒に配られています。同じテーマを使いたいときに買うのは親テーマのほうなので、名前が2つ出ても迷わなくて大丈夫です。仕組みが気になる人はWordPress「親テーマ・子テーマ」とは?をどうぞ。
何も出ない → WordPressじゃない可能性
ソースのどこにも wp-content がないなら、そもそもWordPressで作られていない可能性が高いです。最近はWix・STUDIO・Shopifyなどで作られたサイトも多く、WP-Searchならそれも「CMS」の欄に出してくれます。「このサイト、WordPressなのかな?」を確かめたいだけのときも、WP-Searchが手っ取り早いです。
WordPressなのに何も分からないときは、だいたい次のどれかです。
- セキュリティのために、テーマ名やフォルダの場所を隠している
- 表示を速くするために、CSSを1つのファイルにまとめていて、テーマのフォルダ名がソースに出てこない
- ツール側のアクセスを、サイトが止めている
この場合は、ツールでも手動でもそれ以上は追えません。素直に「近いテーマを探す」に切り替えましょう。
WP-Search以外のツールは?
予備に1つ持っておくなら、海外製のWhat WordPress Theme Is That?です。英語のサイトですが、URLを入れるだけで、ヒトデブログのJIN:Rもきちんと判定できました。
以前この記事では、ほかにも海外のツールをいくつも紹介していました。ただ2026年10月に同じサイトで試し直したら、結果が出てこなかったり、ページそのものがなくなっていたりで、安心してすすめられるものが残りませんでした。WP-Searchで出なければソースを見る、この2段構えで十分です。
調べた後:同じテーマを入れても、同じ見た目にはならない
ここは、普段サイトを作る側にいる立場から、正直に書いておきたいところです。
有名なブログの見た目は、テーマだけで決まっているわけではありません。配色、ロゴ、アイキャッチ画像の作り方、記事の書き方、それに細かいカスタマイズが積み重なってできています。同じテーマを入れて手に入るのは「同じ土台」までで、入れた瞬間にあのサイトそっくりになるわけではないんです。
それでも、土台が同じなのは大きいです。見出しや吹き出し、ボックスの形など、そのサイトの「読みやすさ」を作っている部品の多くはテーマが持っているので、近づける近道にはなります。調べた結果ごとに、次にやることをまとめるとこうなります。
| 調べた結果 | 次にやること |
|---|---|
| 市販のテーマ(SWELL・JIN:Rなど) | 公式のデモサイトを見て、自分が書きたい記事に合うか確かめる |
| オリジナルのテーマ | 雰囲気の近い市販テーマを探す |
| WordPress以外(Wix・STUDIOなど) | 同じ作りにしたいなら、そのサービスを使う。WordPressで作るなら近いテーマを探す |
市販テーマが分かったら、そのテーマのレビューを1本読んでおくと失敗しにくいです。このブログではSWELLやJIN:Rのレビューを書いています。
もうひとつ、テーマ名を調べることと、デザインを丸ごと真似していいことは別の話です。テーマを同じにするのは何の問題もありませんが、相手のサイトの画像・ロゴ・文章をそのまま使うのはやめましょう。
「近いテーマ」を探すなら、ブログ向けはブログ向けWordPressテーマ人気ランキング、用途から決めたいならWordPressテーマの選び方から見てみてください。
WordPressサイトをゼロから作るには
よくある質問
他の人のサイトのテーマを調べても問題ない?
問題ありません。テーマ名は、誰でも見られるページのソースに書いてある情報です。気をつけたいのは調べた後で、画像や文章をそのまま使うのはNGです。
スマホだけでも調べられる?
WP-SearchならスマホのブラウザでもURLを入れるだけで使えます。ページのソースを見る手動の方法は、パソコンのほうがずっと楽です。
使っているプラグインも分かる?
WP-SearchやWhat WordPress Theme Is That?で、ある程度は分かります。ただ、ページに痕跡を残さないプラグインは出てこないので、全部が分かるわけではありません。
このブログ(きつねコードブログ)のテーマは?
AFFINGERです。気になる人はAFFINGER7のレビューに、今の版で買うならどうか、SWELLと比べてどうかを書いています。
まとめ
- WordPressテーマを調べるなら、WP-SearchにトップページのURLを入れるのが一番早い
- 出なければ、ページのソースで
themes/やwp-theme-を検索する - 個人ブログは市販テーマ、企業・大手メディアはオリジナルが多い。オリジナルなら近い市販テーマを探す
気になるサイトのテーマが分かったら、次は自分のサイトに合うかどうかです。迷ったらブログ向けWordPressテーマ人気ランキングで、いま選ばれているテーマを見比べてみてください。