WordPressのバックアップと復元方法【2026年】エックスサーバー+UpdraftPlusの使い方

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悩める人
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WordPressのバックアップ、何をどこまでやっておけばいいんでしょう?

悩める人
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プラグインを更新したら画面が真っ白に…。管理画面にも入れないんだけど、どうやって戻すの?

きつねコード
きつねコード

エックスサーバーを使っているなら、もう毎日の自動バックアップがあります。そこにプラグインを1つ足せば、ふだんのバックアップは整います。壊れたときの戻し方も、この記事の後半で順番に見ていきます。

こんにちは、webディレクター兼個人ブロガー(兼プログラミング講師)のきつねコードです。このブログはエックスサーバーで動いていて、サーバーの自動バックアップに加えて、UpdraftPlusでGoogleドライブにもバックアップを自動保存しています。

以前は「バックアップの方法」と「復元の方法」を別々の記事にしていましたが、2026年10月に1本にまとめ直しました。画面と仕様は2026年10月時点のものです。

PHPの脆弱性のニュースを見てバックアップを取りに来た方へ

  • エックスサーバーを使っている方は、まずPHPのバージョンを確認してください。8.2以上なら基本的に作業は不要です。8.1以前なら、近いうちに8.3以上へ切り替えます。その前にバックアップを1回取っておきます。PHPのバージョンは、サーバーパネルに入れなくてもWordPressの管理画面で確認できます(くわしくは→PHPの脆弱性、エックスサーバーのWordPressでやること3つ)
  • エックスサーバーには毎日の自動バックアップ機能が標準で付いているので、最低限の保険はすでにあります。ほかのサーバーの方も、PHPを切り替える前に1回バックアップを取っておくと安心です
  • 切り替え前の1回だけなら、この記事の「更新・PHP切り替えの前は、手動で1回取る」の手順で取れます

先に結論

  • エックスサーバーなら、毎日の自動バックアップ(過去14日分)がすでにある。何もしなくても最低限の保険はかかっている
  • それに加えて、UpdraftPlus(無料)でGoogleドライブに自動保存しておく。サーバーとは別の場所にも控えがある状態にする
  • WordPress・テーマ・プラグインの更新や、PHPの切り替えの前は、手動で1回取る
  • 壊れたときは「管理画面に入れるか」で戻し方が変わる。入れるならプラグインで、入れないならエックスサーバーの「WordPressリカバリー」か自動バックアップで戻す

いまサイトが壊れていて、すぐに戻したい方は「復元の方法」へ飛んでください。

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WordPressのバックアップはなぜ必要?何を守るのか

WordPressは、ちょっとしたことで表示がおかしくなります。よくあるのはこの3つです。

  • WordPress本体・テーマ・プラグインを更新したら、レイアウトが崩れた、画面が真っ白になった
  • テーマのファイルを直接いじってミスをして、管理画面にも入れなくなった
  • 不正アクセスでサイトを書き換えられた

2つ目は私もやったことがあります。昔、バックアップをほとんど取らずにブログを運営していた時期があって、壊したときに元に戻すのが本当に大変でした。バックアップさえあれば、たいていは作業前の状態に戻せます。ないと、記事を1本ずつ手で直すことになりかねません。

守るのは「ファイル」と「データベース」の2つ

WordPressのサイトは、2つの部分でできています。バックアップは、この2つをセットで取るのが基本です。片方だけだと、元どおりに戻せないことがあります。

中身変わるタイミング
ファイルWordPress本体、テーマ、プラグイン、アップロードした画像など更新したとき、画像を足したとき
データベース記事の本文・タイトル、カテゴリ、コメント、各種の設定など記事を書いたり直したりするたび

記事を書くたびに変わるのはデータベースの方で、容量は小さめです。ファイルは画像が増えるほど大きくなります。あとで出てくる「データベースはこまめに、ファイルはそれより少なめに」という頻度の決め方は、この違いから来ています。

バックアップの取り方は3つ|エックスサーバーならこの組み合わせ

WordPressのバックアップの取り方は、大きく分けて3つあります。

手間保存される場所向いている使い方
サーバーの自動バックアップなし(最初から動いている)サーバー会社の側いざというときの土台
プラグイン最初の設定だけGoogleドライブなど、自分で選んだ場所サーバーとは別に控えを持つ/作業前の1回
手作業(FTP+phpMyAdmin)毎回かかる自分のパソコン慣れている人が細かく管理したいとき

エックスサーバーを使っているなら、私のおすすめは「サーバーの自動バックアップ」+「プラグインでGoogleドライブに自動保存」の2本立てです。手作業は、ほかの2つで困ったときの最後の手段として知っておけば十分だと思っています。

エックスサーバーの自動バックアップ(何もしなくても毎日取られている)

エックスサーバーは、1日1回、サーバー上のデータを自動でバックアップしていて、Webサイトのファイルとデータベースは過去14日分が残ります。申し込みも設定もいらない標準機能です。戻すときは、サーバーパネルから日付を選んで復元します(手順は後半の復元の方法で)。

ただ、これだけに頼るのは少し心配です。理由は2つあります。

  • 14日より前には戻せない。改ざんや不具合に気づくのが遅れると、きれいな状態のバックアップがもう残っていないことがある
  • 控えがサーバー会社の側にしかない。自分の手元やクラウドには何も残っていない

そこで、もう1つの控えをプラグインで作っておきます。ほかのレンタルサーバーにも、多くの場合、似た自動バックアップの機能があります。残る日数や、復元に料金がかかるかどうかは会社によって違うので、使っているサーバーの公式マニュアルで確かめてください。

プラグインは、無料でGoogleドライブに保存できるUpdraftPlus

バックアップ用のプラグインはいくつかありますが、エックスサーバーの自動バックアップと組み合わせるなら、UpdraftPlusが一番手間がかからないと思います。理由は、無料版のままでGoogleドライブに自動で保存できて、戻すときも管理画面の一覧から選ぶだけだからです。

よく名前が挙がる3つを、無料版どうしで比べるとこうなります。

UpdraftPlusBackWPupAll-in-One WP Migration and Backup
自動バックアップできるできる有料の拡張機能
Googleドライブに保存できる有料版のみ有料の拡張機能
復元管理画面の一覧からパソコンからアップロードしてインポート画面でアップロード(サーバーの上限まで)
実行する時刻の指定有料版のみできる—
向いている使い方ふだんの定期バックアップすでに使っているなら、そのままでよい引っ越し・作業前の1回
2026年10月時点・無料版で比較

すでにBackWPupで自動バックアップを回しているなら、乗り換えなくて大丈夫です。All-in-One WP Migration and Backupは、本来はサーバーの引っ越し用で、定期バックアップには向いていません。それぞれの使い方は個別の記事にまとめています。

なお、バックアップ用のプラグインを2つ同時に動かす必要はありません。サーバーの負担と容量が増えるだけなので、1つに決めて使います。

手作業でのバックアップ(FTPとphpMyAdmin)

プラグインを使わずに、自分の手で取る方法もあります。ファイルはFTPソフト(FileZillaなど)でWordPressのフォルダを丸ごとパソコンにダウンロードし、データベースはサーバーのphpMyAdminから「エクスポート」で .sql ファイルとして書き出します。

仕組みが分かる一方で、毎回の手間がかかり、取り忘れも起きます。ふだんのバックアップはサーバーとプラグインに任せて、手作業は「戻すときの最後の手段」として頭に入れておくくらいでいいと思います。

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UpdraftPlusの設定|このブログの実際の画面で

ここからは、このブログで実際に動いているUpdraftPlus(2026年10月時点のバージョン1.26.13)の画面で見ていきます。

入れて、スケジュールと保存先を決める

管理画面の「プラグイン」→「新規プラグインを追加」で「UpdraftPlus」と検索して、インストール・有効化します。左のメニューに出る「UpdraftPlus」を開き、「設定」タブで次の2つを決めます。

  1. スケジュール:ファイルとデータベース、それぞれの頻度と、いくつ残しておくか
  2. 保存先:「Google Drive」のアイコンを選ぶ
UpdraftPlusの設定画面。ファイルとデータベースのバックアップスケジュール、保存しておく数、リモートストレージの保存先としてGoogle Driveが選ばれている

「変更を保存」を押すと、Googleドライブとの連携の案内が出ます。表示されるリンクからGoogleアカウントでログインして許可し、UpdraftPlusの画面に戻って連携を完了させます。連携したら、一度手動でバックアップを取って、Googleドライブに「UpdraftPlus」のフォルダができてファイルが入るかを見ておくと安心です。

頻度と残す数の目安

頻度は、ファイルが「2・4・8・12時間ごと/毎日/毎週/2週間ごと/毎月」、データベースはそれに「毎時間」も加わった中から選べます。決め方の目安はこうです。

ブログの更新ペースデータベースファイル
ほぼ毎日書く・直す毎日(残す数 7前後)毎週(残す数 2前後)
週に数本毎週(残す数 2〜4)毎週〜毎月(残す数 1〜2)
月に数本毎週〜毎月毎月

ちなみにこのブログは、データベースが毎週・2つ、ファイルが毎月・1つです。少なめに見えるかもしれませんが、直近の14日分はエックスサーバーが毎日取ってくれているので、UpdraftPlusは「サーバーの外に置く控え」と割り切っています。残す数を増やすとGoogleドライブの容量を使うので、画像の多いサイトほど控えめでいいと思います。

なお、「夜中の3時に実行」のように時刻を決めるのは有料版(Premium)の機能です。無料版では、設定を保存した時刻や前回の実行時刻をもとに次の予定が決まります。

更新・PHP切り替えの前は、手動で1回取る

自動バックアップとは別に、次のような作業の前には、手動で1回取っておくのがおすすめです。何かあっても「作業の直前」に戻せます。

  • WordPress本体・テーマ・プラグインの更新(特に、大きなバージョンアップ)
  • PHPのバージョンの切り替え
  • テーマの変更や、テーマのファイルを直接触るカスタマイズ
  • サーバーの引っ越し

UpdraftPlusの「バックアップ / 復元」タブを開き、「今すぐバックアップ」を押します。次の予定も同じ画面で確かめられます。

UpdraftPlusのバックアップ/復元タブ。次回に予定されたファイルとデータベースのバックアップ日時と、今すぐバックアップのボタン

確認の画面が出るので、データベース・ファイル・リモートストレージ(Googleドライブ)への送信の3つにチェックが入っていることを見て、「今すぐバックアップ」を押します。

UpdraftPlusの今すぐバックアップの確認画面。データベースを含める、すべてのファイルを含める、リモートストレージに送信にチェックが入っている

一番下の「このバックアップは手動削除のみを許可(保持期限が過ぎても残す)」にもチェックを入れておくのがおすすめです。UpdraftPlusは、設定した「残しておく数」を超えると古いバックアップから消していくので、作業前の大事な1回が、次の自動バックアップで消えてしまうことがあります。チェックを入れておけば、自分で消すまで残ります。

念を入れるなら、終わったあとに「既存のバックアップ」の一覧で、データベースやプラグインなどのボタンを押して、パソコンにもダウンロードしておきます。

WordPressの復元方法|まず「管理画面に入れるか」で分ける

サイトが壊れたときは、焦ってあれこれ触る前に、WordPressの管理画面に入れるかどうかを確かめてください。それで使える方法が変わります。

いまの状態まず試すこと
管理画面には入れる(表示が崩れた、記事を消してしまった など)プラグイン(UpdraftPlusなど)で、バックアップから戻す
管理画面に入れない、画面が真っ白、ログインできないエックスサーバーの「WordPressリカバリー」で修復する
改ざん・不正アクセスが疑われる「WordPressリカバリー」の不正アクセスの復旧を使い、パスワードを変える
リカバリーで直らない/何日か前の状態に戻したいエックスサーバーの自動バックアップから戻す
PHPを切り替えた直後におかしくなったまずPHPのバージョンを元に戻す
それでもだめ/ほかのサーバー手作業で戻す、またはサーバー会社のサポートに相談する
エックスサーバーの場合(2026年10月時点)

どの方法でも、復元すると、サイトはバックアップの時点で上書きされます。そのあとに書いた記事や変更は消えるので、戻す前に、今の状態も念のため1回バックアップしておくと、やり直しがききます。

PHPの切り替えのあとに不具合が出たときは、エックスサーバーのサーバーパネルの「PHP Ver.切替」でいったん元のバージョンに戻せば、たいていは元どおりになります。手順はPHPの脆弱性、エックスサーバーのWordPressでやること3つにまとめています。

管理画面に入れるとき:UpdraftPlusで戻す

UpdraftPlusの「バックアップ / 復元」タブの下に、「既存のバックアップ」の一覧があります。Googleドライブに保存したものも、ここに並びます。戻したい日付の行の「復元」を押します。

UpdraftPlusの既存のバックアップの一覧。日付ごとにデータベースやプラグイン、テーマなどの中身と、復元・削除のボタンが並んでいる

次の画面で、戻すもの(プラグイン・テーマ・アップロード・その他・データベース)を選びます。記事を前の状態に戻したいだけならデータベースだけ、更新で壊れたなら壊れた部分(プラグインやテーマ)、まるごと戻したいなら全部、という選び方です。「次へ」で進み、最後に「復元」を押すと始まります。

UpdraftPlusの復元画面。プラグイン、テーマ、アップロード、その他、データベースから、復元するものを選ぶ

なお、このブログでは実際の復元はしていません(公開中のサイトが本当に上書きされてしまうため)。画面は「復元」を押して、戻すものを選ぶところまでで閉じています。

BackWPupやAll-in-One WP Migration and Backupで取ったバックアップは、それぞれのプラグインで戻します。手順はBackWPupの記事、All-in-One WP Migrationの記事にあります。

管理画面に入れないとき:エックスサーバーの「WordPressリカバリー」

プラグインでの復元は、WordPressの管理画面に入れることが前提です。画面が真っ白になって入れないときは、まずエックスサーバーの「WordPressリカバリー」を試してください。サーバーパネルから操作するので、WordPressの管理画面が使えなくても使えます。追加料金のない標準機能です。

サーバーパネルの「WordPressリカバリー」を開き、直したいWordPressの「復旧」(画面によっては「復旧に進む」)を押すと、次の項目から選べます。

  • 正しく表示されなくなったWordPressの復旧
  • 不正アクセスを受けたWordPressの復旧
  • ログインできなくなったWordPressの復旧
  • ログインパスワードのリセット
  • WordPress本体のリセット
エックスサーバーのWordPressリカバリー。正しく表示されなくなったWordPressの復旧など5つの処理から選ぶ

プラグインの更新のあとに表示がおかしくなった、真っ白になったといったときは「正しく表示されなくなったWordPressの復旧」、ログインできないときは「ログインできなくなったWordPressの復旧」から試します。注意事項を確かめて実行すると、修復が始まります。不正アクセスの復旧とパスワードのリセットでは、終わったあとに新しいログインIDとパスワードが表示されるので、必ず控えておきます。

「WordPress本体のリセット」は、WordPressを入れ直すのに近い操作です。引き継ぐデータを選ぶ画面が出ますが、最後の手段と考えて、ほかの方法で直らないときに使ってください。

リカバリーで直らないとき:エックスサーバーの自動バックアップから戻す

リカバリーで直らないときや、「3日前の状態に戻したい」というときは、自動バックアップから戻します。ファイル(Web領域)とデータベースは別々のメニューから戻すので、両方戻すなら2回操作します。

ファイルを戻す:サーバーパネルの「自動バックアップの取得・復元」を開き、「自動バックアップデータから復元」を選びます。戻したい日付を選び、「対象を指定して復元」で、そのドメインの「Web領域」にチェックを入れて実行します。最初は「すべてを復元」が選ばれているので、切り替えを忘れないようにしてください。

エックスサーバーのサーバーパネル「自動バックアップの取得・復元」。自動バックアップデータから復元を選び、対象バックアップ日と復元方法を指定する

データベースを戻す:サーバーパネルの「データベース」の中にある「MySQLバックアップ取得・復元」を開きます。WordPressのデータベースの「バックアップ取得・復元」から、戻したい日付を指定して実行します。どのデータベースか分からないときは、「WordPress簡単インストール」の一覧で、そのサイトのデータベース名を確かめられます。

エックスサーバーのサーバーパネル「MySQLバックアップ取得・復元」。データベースごとにバックアップ取得・復元のボタンが並んでいる

終わったかどうかは、それぞれの画面の履歴で確かめられます。画像の多いサイトは時間がかかるので、気長に待ってください。気をつけたいのは、同じドメインの中に複数のWordPressを入れている場合(サブディレクトリやサブドメインで別のブログを動かしている場合など)です。ファイルを戻すと、そのドメインのブログが全部、バックアップの時点で上書きされます。その場合は、プラグインで戻せないかを先に考えます。

それでもだめなとき:手作業で戻す(FTPとphpMyAdmin)

サーバーの機能が使えないときや、ほかのサーバーでプラグインも動かないときは、手元のバックアップから手作業で戻します。

  1. バックアップのファイルをパソコンに用意する(圧縮されていれば解凍する)
  2. FTPソフトでサーバーに接続し、バックアップのファイルを、サーバーの元の場所(WordPressのフォルダや、その中の wp-content など)にアップロードして上書きする
  3. サーバーの管理画面からphpMyAdminを開き、WordPressのデータベースに .sql ファイルをインポートする

上書きする場所やデータベースを間違えると、かえって状況が悪くなります。慣れていない人は、ここまで来たらサーバー会社のサポートに相談するのが安全です。

戻したあとに確かめること

戻ったら、トップページとよく読まれている記事をいくつか開いて、表示が崩れていないかを見ます。管理画面にもログインして、テーマ・プラグイン・画像・記事が、バックアップの時点のものになっているかをざっと確かめます。

原因がプラグインやテーマの更新なら、同じ更新をすぐにかけ直さず、原因になったものを止めるか、修正版が出るのを待ちます。不正アクセスが原因なら、WordPressのパスワードを変えて、使っていないプラグインやテーマを消しておきます。そして、これを機にバックアップの設定(頻度と保存先)を見直しておくと、次に何かあったときに慌てずに済みます。

よくある質問

エックスサーバーの自動バックアップだけで十分?

最低限の保険にはなっています。ただ、戻せるのは14日前までで、控えはサーバー会社の側にしかありません。無料のプラグインでGoogleドライブにも控えを置いておくと、気づくのが遅れたときや、サーバー側で戻せないときにも対応できます。

ロリポップなど、ほかのサーバーではどうすればいい?

考え方は同じです。サーバーの自動バックアップ(あれば)を土台にして、プラグインで外部にも保存します。サーバーの自動バックアップは、残る日数や、復元が無料か有料かが会社やプランで違うので、公式マニュアルで確かめてください。プラグインの設定と戻し方は、この記事の手順がそのまま使えます。

プラグインのバックアップは、どこに保存される?

UpdraftPlusは、いったんサーバーの中(wp-content/updraft フォルダ)に作ってから、設定した保存先(Googleドライブなど)に送ります。保存先を何も選ばないと、サーバーの中にしか残らないので、必ず外部の保存先を選んでおきます。

BackWPupやAll-in-One WP Migrationから乗り換えるべき?

BackWPupで自動バックアップが動いているなら、乗り換えなくて大丈夫です。All-in-One WP Migration and Backupを「ふだんのバックアップ」として使っているなら、無料版には自動バックアップがないので、UpdraftPlusなどを足すのがおすすめです(All-in-One WP Migrationは、引っ越しや作業前の1回用として残しておけます)。

復元すると、そのあとに書いた記事はどうなる?

データベースを戻すと、バックアップのあとに書いた記事や直した内容は消えます。消したくない記事があるなら、戻す前に本文をコピーしておくか、今の状態を1回バックアップしてから戻してください。

まとめ

エックスサーバーでWordPressを運営しているなら、毎日の自動バックアップがすでに土台になっています。そこにUpdraftPlusでGoogleドライブへの自動保存を足して、大事な作業の前に手動で1回取る。これで、ふだんのバックアップはひととおり整います。

  • 守るのはファイルとデータベースの2つ。データベースはこまめに、ファイルは少なめでいい
  • 更新・PHP切り替えの前は「今すぐバックアップ」。手動削除のみを許可にチェックを入れておく
  • 壊れたら、まず管理画面に入れるかを確かめる。入れるならプラグイン、入れないならWordPressリカバリーか自動バックアップ

UpdraftPlusの細かい使い方はUpdraftPlusの使い方と復元方法にまとめています(Googleドライブとの連携、うまくいかないときの対処など)。

自分で見続けるのが難しいなら、保守を任せる方法もあります

お店や会社のサイトで、更新やバックアップを見る担当者がいない場合は、WordPressの保守を外に任せるのも一つの手です。たとえばサイト引越し屋さんのWordPress保守は、24時間のサイト監視、サーバーとは別の環境でのバックアップ、壊れたときの復旧対応がセットで、月5,500円(税込・ライトプラン、2026年10月時点)から。初期費用はかからず、1か月から契約できます。

ただし、ライトプランにはWordPress本体やプラグインの毎月の更新は入っていません。更新まで任せたいなら、月11,000円のスタンダードプランからになります。障害が起きたときの対応は平日の営業時間内です。

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  • この記事を書いた人

きつねコード

Webディレクター兼プログラマー|2児の父 現在はWeb制作・プログラミング講師・サイト運営を手がけるフリーランスとして活動中。これまでにWebサービスの立ち上げや大規模サイトの運用、コンテンツ制作など、10年以上web業界に携わってきました。20代の頃にはスタートアップに参画し、栄枯盛衰も経験。 「パソコンが苦手だけど、Webを活用したい」という方からの相談も多く、そうした声に応えるためにこのブログを開設。専門知識をやさしく、実践的に伝えていきたいと思います。

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