Affinger6のPV計測がおかしいと思った時の対処法

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悩める人
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Affinger6を使用しています。PVモニターを入れているのですが、なんだかPVがいきなり減りました。本当にアクセスが減ったのか、計測が上手くいっていないのか、分かりません。

きつねコード
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Affinger6のプラグイン「PVモニター」を導入している方で、「アクセスがもっとあるはずなのに数字が少ない」「いきなりPVが落ちた」という場合には、正常に計測できていない可能性が高いです。PV計測がおかしいと思った時の対処法について解説します。

Affinger6プラグイン「Affingerタグ管理マネージャー」と「PVモニター」について

Affinger6には、

・Affingerタグ管理マネージャー
・PVモニター

という専用プラグインがあります。
(Affinger6単体を購入した方も、それぞれの「Lite版」が付属していたはずなので使用している方は多いと思います。)

このプラグインを入れると下のような効果があります。

PVモニターでできること

  • wordpress画面でPVが分かる(全体で。毎日リアルタイムで更新)
  • 記事ごとのPVも全部分かる(その日 / 前の日 / その月)
  • 日ごとのランキングなども出るので、どの記事にアクセスが集まっているのかが一目瞭然
  • 折れ線グラフでPVの推移が出るので、伸びているのか落ちているのかが一目瞭然

Affingerタグ管理マネージャーでできること

  • アフィリエイトタグを一括管理できる
  • リンクのクリック計測ができる(表示回数 / 押された数 / クリック率)
  • クリック計測ができるので仮説検証が可能になる
    • 例えば、「広告A」と「広告B」どちらがクリック率が良いのかなど
    • 例えば、「記事上」と「記事中」と「記事下」のどれがクリック率が良いのかなど
  • wordpress画面で、クリック数が分かる(毎日リアルタイムで更新)
  • クリックされた記事や、アクセスログも見れる(どの記事から入ってきて、どこに遷移して、クリックされたのか)
  • 日ごとのランキングなども出るので、どの記事のどのリンクが収益につながっているのかが一目瞭然
  • 折れ線グラフでクリック推移が出るので、伸びているのか落ちているのかが一目瞭然

正式版と、Lite版の違いは、Lite版だとデータが一週間しか保持されないことです。正式版では、前月や前年との比較も可能になるため推移がよく分かり、仮説検証を行うのにより効力を発揮します。

「値段が高いな〜」とは私も思いましたが、それだけの費用対効果は確実にあるツールですので、まだ導入していない方はこのタイミングで検討してみると良いかもしれません。

Affingerタグ管理マネージャーとPVモニターセット

※インフォトップから購入できます。33,000円→29,800円
※無料版と有料版の違いは、月の推移とランキングが全部見えることです。
Affinger6があなたの切り札に!

こちらの関連記事で詳しく解説しています↓

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Affinger6のPVモニターでアクセス数がうまく計測できていない?

ここからが本題ですが、

私もPVモニターを入れてサイト運営をしていて、wordpressの設定を色々といじったタイミングでPVモニターの数字が一気に落ちたことがありました。

Affinger6「PVモニター」のPV数が一気に落ちた

「あれ、おかしいぞ」とは思って不安になったのですが、

・記事の順位が変動して落ちたのか
・季節性のあるキーワードの影響なのか

と考えながら、まあ様子を見てみるかと待ってもやはり二日目も一気に落ちて「これは絶対おかしい」と思いました。

実際にPVが落ちているかどうかは、Googleアナリティクスの「表示回数」や、サーチコンソールの「クリック数」などと照らし合わせてみてください。

それで実際の変動があまりなければ、Affinger側のPVモニター計測が上手くいっていないということです。

Affinger6のPVモニター不具合の原因は?

結論から言うと

プラグイン「EWWW Image Optimizer」の「遅延読み込み」項目にチェックを入れたのが原因

でした。

EWWW Image Optimizerは国内でも人気のプラグインですので入れている方は多いと多います。

その中の「遅延読み込み」設定が問題箇所ですね。

ewww image optimizerの遅延読み込み設定

AffingerのPVモニターとは相性が悪いので、チェックを外しておきましょう。

チェックを外した後にPVモニターの数値が戻るかどうか、しばらく確認してみてください。

ちなみに、Affinger側の設定にも遅延読み込みは存在しているので安心してください。
「Affinger管理」≫「その他」≫「遅延読込」にあります。

affinger6の遅延読み込み設定

Affingerの遅延読み込みはチェックありにして、プラグインの遅延読み込みはチェックなしにすればOKです。

補足ですが、wordpressバージョン5.5以降は、デフォルトで遅延読込機能(ネイティブLazyLoad)が搭載されています。
上のAffingerの設定は、そのwordpress本体の遅延読込機能をONにするという意味です。私としては、これだけでも問題はないと思います。

さらに補足で、Affinger用の遅延読込プラグインとして「LazyLoadSEO(AffingerLazyLoad)」というのも存在します。(wordpress本体の遅延読み込みよりも強力なものと捉えておけば良いかと)もしこのプラグインを導入したときは、機能が重複しないように自動でネイティブLazyLoadがオフになるようになっています。さすが、気が利いています。

Affingerテーマだけに限らず、遅延読み込み機能を重複させると、何かしらの機能に不具合を起こすケースは少なくありません。SEO対策で高速化するための機能は重複させないように気を配りましょう。

EWWW Image Optimizer以外のプラグインはある?

プラグインの遅延読み込み機能をオフにしましたが、EWWWを入れているその他の目的として

・画像のリサイズ
・画像の圧縮
・webP形式への自動変換

などもあるかと思います。
上の全ての目的でEWWWを使用している人は、そのまま使ってももちろん良いでしょう。
遅延読み込みさえオフにしていれば、おそらく大丈夫なはずです。)

いっそ別のプラグインに変えてしまおうという方は、「Converter for Media」を使うと簡単です。
画像をWebPに自動変換してくれるプラグインになります。

画像のリサイズと、画像の圧縮に関しては都度、手作業でもできると思うので。ここではwebpに変えるのが目的です。

プラグイン「converter for media」

このプラグインで難しい設定は特に必要ありませんし、プラグインの乗り換えをするのも問題ありません。
(.htaccessも編集しなくて良いので、むしろEWWWよりも良いかも?)

プラグインを有効すると、設定に「Converter for Media」が出てきます。

設定は、デフォルトのままで大丈夫です。
既存画像の一括最適化」だけは行いましょう。下のボタンをクリックするだけです。

これだけで、今までの画像はwebp形式で表示されます。
今後アップロードする画像も自動でwebpに変換されます。

めちゃくちゃシンプルで良いプラグインですね。

ただ一点注意として、おそらく使用しているwordpress環境にもよりますが、

管理画面で記事編集をしているときに、画像をアップロードしても表示されない(アップロードはできているけど管理画面の編集画面で画像が出てこない)という事象が、このプラグインを入れてから何度か起こるようになりました。

めちゃくちゃ困るわけではありませんが、もしなったときにはキャッシュクリアもしくはスーパーリロードすれば直ります。

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Affingerの計測が上手くいかない時のその他の対処法

AffingerのPVやクリックの数字がおかしいときに、上記の原因でないならば下記の対応を検討してみましょう。

  • パーマリンクを「更新」してみる
    • 変更するという意味ではないです。そのまま更新ボタンを押すだけ。裏側でコードが書き換わり、きちんと設定が紐づく可能性があります。
  • 管理画面「設定」≫「一般」の「タイムゾーン」が東京になっているか確認する
  • プラグインを総点検する
    • 1つずつ「有効 / 無効」に切り替えて、それで直るならばそのプラグインが原因です。

まとめ

ココがポイント

・Affinger6のPVモニターの数字がおかしいと思ったときは、プラグインの遅延読み込み機能を真っ先に疑うこと。

・EWWW Image Optimizerの代替として、プラグインConverter for Mediaでwebpへの変換は簡単にできる。

  • この記事を書いた人

きつねコード

webディレクター/プログラマー。 web系の経験が10年以上あり、webサービスの立ち上げやメディア運営などをやっていました。若い時に起業していた時期もあるので、守備範囲は結構広めです。パソコンが苦手な人からの質問も受けるので、参考になればとの想いで当ブログを始めました。

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