Affinger6にテーマを変えて、「タグ管理マネージャー」を導入しました。
しかし、『クリック数』の数値が異常で困っています。
タグ管理マネージャーは超強力なツールですが、botや不正行為などの影響でクリック数が跳ね上がる事はよくあります。本来とはかけ離れた数値になるとデータとして邪魔になるので、今すぐ対処しましょう!
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Affingerタグ管理マネージャーとは?
Affinger6には、付属するプラグインがいくつも存在します。中でも
- タグ管理マネージャー
- PVモニター
この2つは必須プラグインと言っても過言ではないでしょう。これがあるからこそ、Affinger6を利用する価値があるとも言えるので必ず使いこなしていきましょう。
こちらですね↓
pro版は有料ですがテーマを購入した時におそらく、タグ管理マネージャとPVモニターの無料お試し版が付いてきているはずです。最高に良いツールですので未導入の方は、まず無料プラグインをインストールしましょう。無料版でも基本機能は全く同じです。
※プラグインを入れるには、「プラグイン」≫「新規プラグインを追加」≫「プラグインのアップロード」≫zipファイルをインストール≫有効化
ちなみに無料版と有料版の違いは、「データの計測期間」と「ランキング表示の数」です。少し様子を見たい方は無料版のままでも構いませんし、もし本気でやっていく長期プランの方はどうせ使うなら早い方が得かもしれません。私も、早々に両方そろえました。頑張ってまず費用分を稼げるようになりたいですね!
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タグ管理マネージャーのクリック数がおかしい理由
せっかくのタグ管理マネージャーやPVモニターは、非常に優秀なプラグインですが、少し使い方に気を付ける必要があります。
Affingerのみならず計測系のツールでは、実態の数字とはかけ離れた数値を拾ってしまうことがよくあります。
余計なノイズが含まれているとせっかく有用なデータが意味のない情報になったり、役に立たなくなったり、統計グラフが見づらくなったりします。
実例として、下の画像は当サイトの過去のとある時点です。PVもそれほど多くはなく、クリック数で言うと1日に「0〜3ぐらい」が正常であるのに対して、「232クリック」も押されていますよね。(※アドセンスではなく、アフィリエイト用のリンクです。)
これがもし「記事がバズった」のであればまだ説明がつくかもしれませんが、PVはいつも通りなのでそうではありません。
こうした異常値は、botやイタズラ、不正行為などが原因です。
botとは、コンピュータによるプログラムのことで、各検索エンジンのbot、ソーシャルメディアのbot、各種サービスのbotなど単純に情報収集を目的とするものから、悪質なスパムbotなどさまざまあります。もちろん、人の手によるサイバー攻撃やクリックジャックなど、意図的に行われる場合もあります。
ワードプレスは世界で一番多く使われているCMSツールですので、スパム行為は頻繁に起こります。
いきなり数百クリックもされるとグラフの横軸の数値もおかしくなってしまい見えづらく、クリック率などのデータも意味を為さなくなります。
他にも例えばの話、正常値が「1日に大体一桁クリック」なのに対して、「数十クリック」と突然上振れした時なんかもbotや悪戯の可能性があるので疑ってください。
botはマジで邪魔なんだよね。。。
異常なクリック数を防ぐための対処法
ノイズデータを完璧にゼロにすることは難しいものの、簡単な設定だけ覚えておくと、ある程度は防ぐことができます。
これをやらないと正しくないデータを参照していることになりますので、必ず対応しておきましょう!難しくはありません。
順番に解説します。
前準備:(任意)プラグインを最新版にアップデートしよう
まずは前準備で、ここは任意です。
この章は有料版を過去に購入した人が対象です。
テーマ購入やプラグイン購入から1年以上経過している人は、チェックすることを推奨します。
Affinger6のテーマ本体や、付随するプラグインはたまにアップデート(更新)が入ります。
1年に何度か更新されていますので、大体年に一回か、少なくとも2年に一回ぐらいは確認をしてもし古ければ新しいバージョンにアップデートすると良いでしょう。
理由は、仕様の変更などももちろんありますが、セキュリティ面での意味合いも大きいからです。
基本的にwordpressでは、古すぎるバージョンのテーマやプラグインを使うことはセキュリティの脆弱性につながる可能性があります。
今回の話で言うと、
- Affinger6テーマ本体
- タグ管理マネージャー
- PVモニター
この3つを最新版に更新すると良いでしょう。
現在自分が使用中のバージョンは、管理画面のプラグイン一覧から確認できます↓。
最新のバージョンは、STINGER STOREの『購入者ユーザー限定ページ』からダウンロードすることができます。
閲覧にはログインが必要です。未登録の方は登録しましょう。
なお、インフォトップ経由でテーマ購入した人は、同じメールアドレス同じ氏名で登録を済ませましょう。
インフォトップでテーマやプラグインを購入した場合は、下記のページからSTINGER STOREに『利用申請』を行うことで、このユーザー限定ページを閲覧することが可能となります。申請を送ると、およそ数営業日で閲覧できるようになるはずです。(※完了通知は届きません)
無事に『購入者ユーザー限定ページ』を閲覧できるようになったら、ページの下の方へ進み最新版をダウンロードすることが可能です。
あとは、公式サイトに書いてある通りにバージョンアップを行いましょう。
前置きが長くなりましたが、面倒くさがらずにアップデートはやった方が良いかなと思います。やり方さえ一度覚えればすぐですよ!
STEP1:Affingerの管理画面を整理しよう
ここからが、本題です。
まずは、wordpress管理画面のホームTOP画面(ダッシュボード)の見た目を整理しておくことをオススメします。
ホーム画面に重要なデータが見えるようにしておくことで運営が効率的になり、また不正クリックに気づくのも早くなります。
自分のやりやすい形で全然構いませんが、私の場合は下のような並びにしています。
ホーム画面(ダッシュボード)では、ドラッグ&ドロップでパーツの配置を変えたり、表示オプションから表示/非表示を変更することができます。
※画像に入らないのでクリック数ランキングなど閉じている状態ですが↑、いつもは開いています。並び順はこのような感じです。
とにかく「クリック数・クリック数ランキング・クリック計測ログ」および「今日のアクセス・アクセスランキング・アクセスログ」を一目で見やすい位置に設置するのがオススメです。
ダッシュボードの画面右上にある「表示オプション」をクリックすると、項目の表示/非表示も変えられます。
配置を整理できたら、STEP2へ進みましょう。
ここからが大事な設定です。
STEP2:主なbotを一括して排除しよう(初期設定)
タグ管理マネージャーおよびPVモニターでは、botを排除する設定が可能です。
全ては防げませんが、これで余計な計測をかなり減らせるので快適になります。
手順を解説します。
この設定はきつねコードもやってるよ。
step.1
管理画面「クリック計測」≫「設定」を開いてください。
(※プラグインタグ管理マネージャの設定です。)step.2
今回設定を行うのは、『特定のIP/ホストを記録から除外する』と『特定のユーザーエージェントを記録から除外する』の2箇所です。
ついでに、「ログイン済みユーザーを記録から除外する」と「未知のOSを記録から除外する」項目にチェックが入っているかも確認しましょう!
2箇所に、下記内容をそれぞれ全文コピーして貼り付けてください。
(※内容は、Affinger公式マニュアル:AFFINGERタグ管理マネージャの使い方より一部抜粋しています。)「特定の IP / ホストを記録から除外する」にコピペする内容
^(.+?)\.yse\.yahoo\.net$ ^(.+?)\.search\.msn\.com$ ^(.+?)\.google\.com$ ^(.+?)\.googlebot\.com$ ^(.+?)\.googleusercontent\.com$ ^(.+?)\.baidu\.com$ ^(.+?)\.ahrefs\.com$ ^(.+?)\.twttr\.com$ ^(.+?)\.hatena\.ne\.jp$ ^(.+?)\.dedicatedpanel\.com$ ^(.+?)\.grapeshot\.co\.uk$ ^(.+?)\.your\-server\.de$ ^(.+?)\.amazonaws\.com$ ^ns(.+?)\.ip\-(.+?)\-(.+?)\-(.+?)\.eu$ ^(.+?)\.spider\.yandex\.com$ ^(.+?)\.bb\.sky\.com$ ^(.+?)\.cloudatcost\.com$ ^crawl(.+?)\.tkl\.iis\.u\-tokyo\.ac\.jp$
「特定のユーザーエージェントを記録から除外する」にコピペする内容
^(.+?) DotBot/(.+?)$ ^(.+?) MJ12bot/(.+?)$ ^(.+?)\.crawler/(.+?)$ ^(.+?)\(ias_crawler;(.+?)$ ^(.+?) GrapeshotCrawler/(.+?)$ ^(.+?) SemrushBot/(.+?)$ ^(.+?) SEOkicks\-Robot;(.+?)$ ^(.+?) Steeler/(.+?)$ ^(.+?)Pz\-LinkCard\-Crawler/(.+?)$ ^(.+?)Crawler(.+?)$ ^(.+?)crawler(.+?)$ ^(.+?)bot(.+?)$ ^(.+?)Bot(.+?)$ ^(.+?) bot (.+?)$ ^(.+?) Bot (.+?)$ ^(.+?) bot/(.+?)$ ^(.+?) bot;(.+?)$ ^(.+?)_bot/(.+?)$ ^(.+?)_bot;(.+?)$ ^(.+?)Robot(.+?)$ ^Mozilla/5\.0 \(compatible; screpybot/1\.0\)$
完成形としては、下の画像のようになればOKです。忘れずに保存しましょう。
そして、
上記と全く同じ設定が「PVモニター」の方にもあります。コピペする内容は全く同じで良いので、PVモニターにも設定しておくと良いでしょう。
【従来のプラグインバージョンを使っている人】
最新版ではなく、従来バージョンのプラグインを利用している方は設定画面が少し異なりますので、こちらを入れると良いかなと思います。
「特定の IP / ホストを記録から除外する」にコピペする内容(従来バージョン)
*.yse.yahoo.net *.search.msn.com *.google.com *.googlebot.com *.googleusercontent.com *.baidu.com *.ahrefs.com *.twttr.com *.hatena.ne.jp *.dedicatedpanel.com *.grapeshot.co.uk *.your-server.de *.amazonaws.com ns*.ip-*-*-*.eu *.spider.yandex.com *.bb.sky.com *.cloudatcost.com crawl*.tkl.iis.u-tokyo.ac.jp
「特定のユーザーエージェントを記録から除外する」にコピペする内容(従来バージョン)
* DotBot/* * MJ12bot/* *.crawler/* *(ias_crawler;* * GrapeshotCrawler/* * SemrushBot/* * SEOkicks-Robot;* * Steeler/* *Pz-LinkCard-Crawler/* *Crawler* *crawler* *bot* *Bot* * bot * * Bot * * bot/* * bot;* *_bot/* *_bot;* *Robot*
完成形として、このような感じになります。
この設定は、一度だけ行えば大丈夫です。
念のため、設定をした後はきちんと計測が動いているかをウォッチしてみてください。
これでデータはだいぶ正しくなるはず!
STEP3:botや不正クリックを見分けよう(都度設定)
最後に、もう1つだけ覚えておきましょう!
一括して除外設定を行えば快適にはなりますが、それでも全ての邪魔モノを排除できるわけではありません。
サイト運営を続けていると、まだbotや不正クリックが発生することもざらにあります。
数クリックであったり、1日だけの発生ならば無視していても構いませんが、大量に押されたり、連日して押されるようならばこれも除外設定をすると良いでしょう。
私も、たま〜にやっています。経験則から言うと、ある程度を追加で除外していくとほぼ少なくなってくるかなという気がします。
step.1
はじめに、管理画面のトップページ(ダッシュボード)を開きましょう。
ホーム画面にデータがあるので、wordpressをさわる度によく目にするようになっているはずです。そして、注目すべきデータは下の2点です。
- 今日のクリック数ランキング
- クリック計測ログ
通常のクリック数に対して、明らかにいつもよりも数が多くないか、
そして、もしそうならばクリック計測ログの「日時」と「IP/ホスト名」をよく見るようにしてください。なお、一応「アフィリエイト目的がメインのサイト」を想定してご説明しています。もしアドセンス目的でもAFFINGERタグを使っているならば、クリック数がもっと変動するので話は変わってくるかなと思います。
毎日データを眺めているとなんとなく分かってくるようになりますので、まずはデータを見ることを習慣づけましょう。
実際に疑わしい場合は、計測除外の設定を行います。
step.2
具体的にみてみましょう。
こちらは、クリック計測ログの詳細画面です。あやしい時は、「クリック日時」と「IP/ホスト名」を見るのでしたよね。
上の日時を見ると、1~2秒の間に複数回クリックされていることがわかります。(ちなみに、押されたのは全て同じボタンです。)いろんなケースがありますが、もっと分かりやすく1秒間に何十回もクリックされることもあります。
また、IPもしくはホスト名を見ても全て同じですよね↑。上の事例は分かりやすい事例ですが、IPだけが一致していたり、ホスト名だけが一致していたりする時があるので、よく確認してみてください。観察していると、パターンがつかめるようになってきます。
本当に同じユーザーが普通にサイトを閲覧していて複数回クリックを行うこともないわけではありませんが、その場合は数秒の間隔が空いていたり、自然な形でページを遷移したりしてするものです。
ちなみに今回の上の事例では、他の時間帯にも何度もクリックされていたのでおそらくbotか不正クリックです。
同時刻に同じユーザーから不自然に連続してクリックされている場合は、botである可能性が高いので疑いましょう。
この場合には、管理画面「クリック計測」≫「設定」画面を開いてください。
IPがわかる場合は、『特定のIP/ホストを記録から除外する』の場所に追記してください。
完全一致、部分一致、前方一致、後方一致のどれを選ぶのかは任意です。色んなケースがあるので、IPによります。今回は、全て完全に同一IPでしたので完全一致でいれます。
「追加」をクリックすると、表の一番下に追記されるはずです。その状態で忘れずに「保存」してください。これだけで完了です。
もしくは、
ホスト名がわかる場合は、『特定のユーザーエージェントを記録から除外する』の場所に追記してください。
こんな感じです。
片方しか分からない時もありますので、両方入れる必要はありません。
IPもしくはホスト名のどちらかだけでOKです。
以上で、設定は完了です!
邪魔なクリックが増えた時には、都度設定を行ってみてください。
やっているうちに設定の仕方もコツが掴めてきて、余計な計測も減ってくると思います。
まとめ
まとめ
- Affingerタグ管理マネージャーに限らず「クリック計測」ツールでは、botや不正クリックによって異常な数値が出ることはよくある
- 対策として、まず初期設定を行う。管理画面「クリック計測」≫「設定」から、特定のIPと特定のユーザーエージェントをコピペして除外設定する
- さらなる対策として、都度設定を行う。あやしいクリックがあれば、クリック日時やIP/ホスト名をよく観察して、同じく除外設定を追加する。
- なお、同様の設定は「タグ管理マネージャー」だけでなく「PVモニター」にも存在するので設定しておくと良い。