就農して3年目です。うちの野菜をネットでも売りたくて、農園のホームページを自分で作りたいんですが、「農業向けのテーマ」ってどれを選べばいいですか?
いい質問です。ただ、最初に大事なことを言っておくと、いわゆる「農業専用のWordPressテーマ」って、日本語圏ではほぼ存在しません。だから探し方を変えた方が早いです。今回はそのあたりを含めて整理します。
こんにちは、webディレクター兼個人ブロガー(兼プログラミング講師)のきつねコードです。
当サイトではWordPressやブログ運営のノウハウを発信しています。今回は農業・農家・農園のホームページ制作に向いているWordPressテーマを、目的別に整理して紹介します。
基本的には、web初心者でもご自身でホームページ運営ができるものとしてご紹介します(もちろん制作者さんも使えます)。
農業「専用」のWordPressテーマは、実はほぼ存在しない
いきなり身も蓋もない話からで恐縮ですが、これは知っておいた方がいいので先に書きます。
例えば病院クリニック・飲食店・企業ホームページあたりには「その業種のためだけに作られたテーマ」がちゃんと存在します。でも農業に限っては、「農家専用」を明確にうたっている日本語テーマがほとんどないのが実情です。あるにはあるんですが、後で紹介するTCDテーマのHARVESくらいで、選択肢としてはかなり少ないです。
なので「農業用テーマ」で探し続けても、なかなかしっくりくるものに出会えません。ここで発想を切り替えて、「農業向け」ではなく「作りたいサイトの目的別」で選ぶと、一気に選択肢が広がって決めやすくなります。
「業種」ではなく「目的」で選ぶ(農業サイトは4パターン)
ひとくちに「農業のホームページ」と言っても、目指すゴールでまったく別物になります。ざっくり4つに分けられます。
- 売りたい:産地直送・ネット販売がメイン。カート機能(EC)が必要になる
- 魅せたい:こだわりや生産者の顔でブランド化したい。写真とストーリーが命
- 来てほしい:観光農園・直売所・収穫体験など、リアルへの集客がメイン
- 信頼されたい:農業法人として、取引先・求人向けにきちんとした会社サイトが欲しい
この4つで最適なテーマが変わります。特に「売りたい(EC)」を選ぶかどうかで、テーマの候補もお金のかかり方も大きく変わるので、ここは最初に決めておいてください。EC機能が必要か/不要かでまったく変わります。
どの農業サイトにも共通して必要なもの
目的が違っても、農業系サイトに共通して外せない要素があります。
- 写真が主役になるレイアウト:野菜・果物・畑・生産者の写真をどれだけ美しく大きく見せられるか。正直、農業サイトは仕上がりの7割くらいが写真で決まります
- スマホでキレイに見える:お取り寄せを探す人も、近くの直売所を探す人も、大半はスマホです
- 「誰が作っているか」が伝わる:農産物は生産者の顔が見えると一気に信頼と付加価値が上がります。プロフィール・想いを載せられる構成が理想
- お知らせ(ブログ)の更新のしやすさ:「今年の収穫はじまりました」「今週の出荷情報」みたいな鮮度のある発信ができると強い
このあと紹介するテーマは、どれもこのへんはクリアしています。あとは「目的」に合わせて選ぶだけです。
まず決めること:農産物を「WordPressで売る」べきか?
wordpressテーマ選びの前に、いちばん大事な分岐点を先に話させてください。
ここを飛ばして突き進むと、あとで「あれ、これBASEでよかったのでは…」となりがちなので。
少量・お試しなら、外部サービスの方が現実的
「まずはネット販売を試してみたい」「出荷できる量もそんなに多くない」という段階なら、WordPressで自前のネットショップを組むより、外部のサービスを使う方がラクだと思います。
- BASE・STORES:無料で始められるネットショップ作成サービス。カートも決済も最初から揃っている。
- 食べチョク・ポケットマルシェ:農家・漁師の産直に特化したマルシェ型サービス。そのプラットフォーム内で集客まで込みなのが強い
これらは、決済まわりの面倒な設定がいらないし、食べチョクやポケマルなら「野菜を探しているお客さん」がもともと集まっている場所なので、自分でゼロから集客しなくても最初の注文が入りやすい。スモールスタートするなら、まずここでいいと思います。
それでもWordPress+WooCommerceを選ぶ理由
じゃあ全部外部サービスでいいのかというと、そうでもありません。販売がある程度軌道に乗ってきて「自分の店として本腰を入れたい」段階になると、WordPressで自前のショップを持つメリットが効いてきます。
- 販売手数料がかからない:外部サービスは売れるたびにすべてに手数料が引かれます。売上が伸びるほど、自前ショップの方が手元に残る
- 顧客リストが自分の資産になる:お客さんの情報を自分で持てる。リピーターへの案内やファンづくりがしやすい
- 検索(SEO)から集客できる:ブログで栽培の様子やレシピを発信すれば、検索経由でお客さんが来る導線を作れる。これはマルシェ型サービスの中では作りにくい
- ブランドを自由に作り込める:デザインもストーリーの見せ方も自分次第。「◯◯農園といえばこの世界観」を確立できる
WordPressでネットショップを作るときは、WooCommerce(ウーコマース)という無料のカート機能プラグインを使うのが定番です。そして、このWooCommerceに対応した「農家向けのテーマ」がちゃんとあります。それが次に紹介するHARVESです。
迷ったら「まずBASEか食べチョクで試す → 手応えが出たらWordPressに引っ越す」という考え方もOKです。最初から気合を入れてWordPressで組んでも、売るものと写真が揃ってなければ意味がないですからね。
【売りたい農家向け】ネット直販に使えるWordPressテーマ3選
ここからは、まずは「WordPressで農産物を売りたい」人向けのテーマです。3つ紹介しますが、いずれもTCDシリーズです。
TCDは各業種向けに90種類以上のテーマを展開している国産ブランドで、プロのデザイナーが作ったデモに写真とテキストを流し込むだけでプロ級のサイトが完成します。汎用テーマと違って「最初から完成形に近い」のが最大の強みで、デザインに自信がなくても失敗しにくい最高品質テーマです。
【農園ECの本命】TCD HARVES
農産物のネット販売をWordPressでやるなら、まずこれを見てください。TCDの「HARVES」です。

これは、「農家のネットショップがつくれるWordPressテーマ」で、まさに農園ドンピシャのテーマです。コンセプトも「自分たちの手で育てた農作物をオンライン販売するため」。テーマ名の「HARVES」も"収穫(harvest)"から来ていて、狙いが徹底していますね。
WooCommerce対応なので、商品登録・在庫管理・注文管理・カート・決済といったネットショップに必要な機能はひと通り揃います。海外製WooCommerceの独特なUIを日本向けに整えてくれているので、農家さんや小規模事業者でも管理画面から直感的に扱えるのがありがたいところです。



特に農産物と相性がいいなと思うのが、「旬の農作物特集」「ブランド米特集」「産地別特集」みたいな特集ページを組みやすい設計になっている点。収穫時期に合わせて「今おすすめしたい商品群」をLP的にまとめられるので、季節で商品が入れ替わる農業の販売スタイルにハマります。人気商品のランキング表示(販売個数順・レビュー評価順など)もできるので、「何を買えばいいか分からない」お客さんの背中を押せます。
そして何より、ただ商品を並べるだけじゃなく、生産者の姿勢やストーリーまで見せられる構成になっているのが強みです。農産物は「誰がどんな想いで作ったか」で価値が変わるので、この方向性はまさに理想的。「ネットショップという形を借りて、自分の言葉で農業を伝えていく」。そういうサイトを作りたい人にはぴったりです。
ちなみに農家向けと銘打っていますが、中身はしっかりした汎用ECテーマなので、ジャムやドレッシングといった加工品、はちみつ、お茶などの直販サイトにもそのまま使えると思います。「農産物+加工品も売りたい」という方も安心してください。
| 「TCD HARVES」 | 公式サイト |
| 価格(税込) | 49,500円 |
| EC対応 | WooCommerce対応 |
| デザイン | 生産者のストーリーが伝わる 農産物が映える |
| こんな方におすすめ | 農産物・加工品をWordPressで本格的にネット販売したい農家・農園 |
「農家向けの本命を1つ挙げて」と言われたら、迷わずこれですね。デモを見て自分の農園のイメージと合いそうなら、かなり有力な選択肢だと思います。まさに完璧なサイトが誰にでも作れるテーマです。
【とにかく安くECを試す】TCD Ankle
2つ目は、TCDのEC専用テーマで最安クラスの「Ankle(アンクル)」です。同じくWooCommerce対応で、必要な情報をコンパクトにまとめた商品ページが作れます。価格が2万円ちょっとなので、EC対応テーマとしてはかなりコスパがいいです。

ただ、ここは正直に書くと「Ankleを買ってWordPressでECを組むなら、正直BASEとかでよくない?」と、私は思っています。
というのも、EC機能をシンプルに使いたいだけなら、無料で始められて決済まで揃っているBASEやSTORESの方が手間もリスクも少ないからです。WordPress+WooCommerceは、サーバー代(高くはないが毎月かかる)・テーマ代(初期費用だけ)がかかるうえ、決済まわりや在庫の設定も自分でやることになります。先述した通り、「育てていきたいサイト」であればメリットは大きくなりますが「安くECを持ちたい」という理由だけでAnkleを選ぶと、その手間に対してリターンが見合わないことにもなるかもしれません。
じゃあAnkleはいつ選ぶかというと、「WordPressでブログ集客もしたい。その延長で商品も自サイトで売りたい。でも予算は抑えたい」という場合です。前出のHARVES49,500円はちょっと高い、でも自前サイトでやりたい、そのちょうど中間を埋める選択肢、という位置づけですね。逆に「安っぽくてもECだけできればいい」なら、Ankleを買う前に一度BASEなどを触ってみることをおすすめします。
| 「TCD Ankle」 | 公式サイト |
| 価格(税込) | 21,780円 |
| EC対応 | WooCommerce対応 |
| デザイン | シンプル スマホファースト |
| こんな方におすすめ | ブログ集客もしつつ、予算を抑えて自サイトで販売したい人 (EC単体ならBASE推奨) |
【贈答・高単価の農産物向け】TCD BASARA
3つ目は、和風・高級感のあるネットショップが作れる「BASARA(バサラ)」です。こちらもWooCommerce対応で、ショッピングカートの専門知識がなくても和風のネットショップを構築・運営できます。




BASARAが刺さるのは、ブランド米・高級フルーツ・お茶・ギフト向けの農産物など、「贈り物にもなる、単価が高めの商品」を扱う農家さんです。日本語が美しく映える縦書きにも対応していて、商品ページで動画も使えるので、高級路線の世界観を演出しやすい。「1粒◯円のこだわり」みたいなプレミアムな見せ方をしたいなら、HARVESより世界観がハマることがあります。
和風デザインなので、日本の伝統野菜や、海外向けに日本の農産物・食品を売っていきたいケースにも合います。「うちの商品は数より質で勝負」というタイプの農園は、HARVESとBASARAのデモを見比べて、しっくりくる方を選ぶといいと思います。最高のテーマです。
| 「TCD BASARA」 | 公式サイト |
| 価格(税込) | 43,780円 |
| EC対応 | WooCommerce対応 |
| デザイン | 和風・高級感 縦書き対応 |
| こんな方におすすめ | ブランド米・高級フルーツ・ギフトなど高単価の農産物を扱う農園 |
ここまでに3つご紹介しました。
【魅せたい・信頼されたい農家向け】ブランドサイト向けテーマ3選
次は、「今すぐネット販売はしないけど、農園のことをちゃんと発信できる公式サイトが欲しい」「農業法人として信頼される会社サイトを作りたい」そういう方向けのテーマです。
【写真で世界観を売る】TCD TENJIKU
先ほどもTCDシリーズのテーマ(EC機能対応)を挙げましたが、公式ホームページ(EC機能なし)を作れるテーマならばTCDで他にも結構あります。その一例として、写真の力でお店や商品の世界観を伝えるなら、「TENJIKU」が候補になります。

これはもともと高級感のある飲食店向けに作られたテーマなんですが、実際に農園・農家のサイトで使われている実例があります。写真映えするビジュアルと、料理(=農産物)を美しく展示できるギャラリー機能が、農産物のブランディングとも相性がいいんですね。このようにホームページ向けならば飲食店向けだからと敬遠せず、デモを見てみる価値はあります。
たとえば、青森県で200年続くにんにく農家の直販サイトがこのTENJIKUで作られています。田子にんにくというブランド産地の農園で、写真の力で商品の格を伝えている好例です。こういう「昔から続く、こだわりの農園」の世界観を出したいなら、TENJIKUのビジュアル表現はかなり強い武器になります。
コンテンツビルダーでトップページを自由に組めるので、「メインビジュアルでドーンと畑や収穫物を見せて、こだわり → 商品紹介 → お知らせ」といった構成も思いのまま。第一印象のインパクトで勝負したい農園向けです。
なお、TENJIKU自体はWooCommerce対応ではないので、本格的なカート販売をしたい場合は前述のHARVES・BASARAの方が向いています。TENJIKUは「まずブランドサイトとして魅せて、販売は外部サービスやお問い合わせで受ける」というスタイルに合います。
| 「TCD TENJIKU」 | 公式サイト |
| 価格(税込) | 37,180円 |
| EC対応 | 非対応(ブランディング向け) |
| デザイン | 写真映え・高級感 ギャラリーが強い |
| こんな方におすすめ | 写真とストーリーで農園をブランド化したい人。販売は外部で受ける方針の農家 |
【農業法人・採用まで見据える】TCD GENESIS
「個人農家というより農業法人。取引先や求人に向けて、きちんとした会社サイトが欲しい」という場合は、コーポレートサイト向けの「GENESIS(ジェネシス)」が候補です。TCDのコーポレート系では常に人気上位のテーマです。

会社概要・事業案内・実績紹介といった、企業サイトに必要なページとデザインがひと通り揃っているので、「農業法人としての信頼感」を出したいときに力を発揮します。近年は農業も法人化が進んでいて、卸先やスーパーとの取引、あるいは人手不足のなかでの採用活動において、「ちゃんとした会社に見えるサイト」があるかどうかは地味に効いてきます。
フルサイズのヒーローヘッダーで畑や生産現場を大きく見せつつ、事業内容や取り組みを整理して伝えられるので、「農業の会社」としての格を出せます。求人ページや、こだわり・理念のページを作り込めば、そのまま採用サイトとしても機能します。
GENESISもWooCommerceのカート販売がメインのテーマではないので、「販売」より「会社としての情報発信・信頼構築・採用」が主目的の農業法人向け、と考えてください。
| 「TCD GENESIS」 | 公式サイト |
| 価格(税込) | 52,800円 |
| EC対応 | 非対応(コーポレート向け) |
| デザイン | 信頼感・企業向け 事業案内が整う |
| こんな方におすすめ | 農業法人の会社サイト・採用サイトを作りたい人 |
【自分で育てたい・ブログ集客も】SWELL
ここまでTCDばかり紹介してきましたが、毛色の違う選択肢も挙げておきます。国内で最も人気のあるWordPressテーマ「SWELL(スウェル)」です。多くのブロガーに支持されている実力派テーマでホームページ用途でも使えます。ユーザーが多いので、実際に農園サイトでの使用例もあります。
TCDが「完成されたデモに流し込む」タイプなのに対し、SWELLは白いキャンバスから自分で組み立てていくタイプです。その分、TCDほど「農業っぽい完成形」がすぐ手に入るわけではありませんが、ブロックエディターの使いやすさは随一で、慣れれば自由度が高い。買い切り17,600円で複数サイトに使い回せるのも良心的です。
SWELLが向いているのは、「栽培記録やレシピなどをブログで発信して、検索から人を集めたい」という農家さんです。記事を書くのが苦じゃない人なら、SWELLで情報発信の土台を作り、あとからWooCommerceで販売機能を足していく、という育て方もできます。「デザインは自分で少しずつ作り込みたい」「ブログ更新をメインに考えている」ならSWELLは good な選択肢です。
とにかく安く・早く公開したい人へ(Lightning/OLTANA)
「まず費用をかけずに、最低限のホームページを立ち上げたい」という段階なら、次の2つも選択肢になります。
まず無料で試すなら:Lightning
ビジネス向け無料テーマの定番「Lightning(ライトニング)」です。国内シェアの高い王道テーマで、WordPress公式からもインストールできます。実際に、平飼い卵の農園サイトなどでも使われています。
ただ、正直に言うと、Lightningは「農業向けのデザインが完成している」テーマではありません。まったくの白いキャンバスに自分でパーツを組んでいく前提なので、「お店らしい世界観を短時間で出す」という点では、前述のTCDには遠く及びません。「絶対に無料で」「まず公開が最優先」という段階ならアリ、それ以上を求めるなら有料テーマ、という住み分けです。
1枚ページでサッと公開:OLTANA
「OLTANA(オルタナ)」は、業種別のデモを選んで写真とテキストを入れ替えるだけで、1枚ページ(LP形式)のサイトが作れるテーマです。ブログ向け人気テーマ「JIN:R」の開発会社が手がけています。
「複数ページのしっかりしたサイトはいらない。とりあえず1枚、農園の紹介ページがあればいい」という農家さんに向いています。デザイン品質は高いので、デモを見て「これで十分」と思えるなら手軽でいい選択肢です。ただし1枚ページ形式なのでSEOで検索上位を狙う用途にはあまり向きません。そこを重視するなら、前述のTCDやSWELLの方が適しています。
観光農園・体験農園・直売所の集客はどうする?
「販売」ではなく「来園してほしい」タイプ、つまりいちご狩り・ぶどう狩り・収穫体験・直売所などの集客がメインの場合の話も少しだけ。
この場合、サイトのゴールは「予約・来園」なので、テーマはここまで紹介した写真映えするもの(TENJIKU など)や、シンプルに情報を出せるもので十分です。むしろ大事なのは予約の受け方の方。
体験や来園の予約は、WordPress内で予約システムを完結させるより、外部の予約サービスを使うのが定石です。ダブルブッキングや個人情報の管理でリスクがあるからですね。具体的には『STORES予約』や『Airリザーブ(リクルート)』などが定番で、サイトの「予約はこちら」ボタンから予約サービスに飛ばす形にします。(飛び先URLにその予約システムを設定するだけ。やれば全然難しくはない)
観光農園・体験農園向けのテーマ選びについては、観光業に寄せた切り口で別途まとめる予定です。あわせてチェックしてみてください。
農業のWordPressサイトを立ち上げる手順
テーマの方向性が見えてきたら、WordPressサイトを立ち上げていきます。まだサーバーを持っていない方は、エックスサーバーが国内シェアNo.1で私も長年使っています。申し込み時に「WordPressクイックスタート」機能を使えば、ドメイン取得からWordPress設置まで1時間以内に終わります。
手順としては、①サーバー契約とドメイン取得 → ②WordPressインストール(クイックスタートなら自動)→ ③今回選んだテーマを購入して管理画面からアップロード → ④初期設定と写真・文章の流し込み、という流れです。
特別な知識は要りません。ただ項目にしたがって埋めていくだけで1時間ほどでwordpressサイトが完成します。詳しくは下の記事でも解説しています。
\【8/4まで】公式で最大半額キャッシュバック、さらに紹介クーポンで20%OFF/
※ボタンから申込で紹介割引が自動適用。公式キャンペーンとの併用OK◎
※「WordPressクイックスタートを利用」に✅を入れて進めてください
※個人も法人も『Xserver レンタルサーバー』を運用できます。
よくある質問
農業「専用」のテーマって、本当にないんですか?
ほぼありません。 唯一に近いのが、記事内で紹介したTCDの「HARVES」で、これは公式が「農家のネットショップがつくれるWordPressテーマ」と明言しています。それ以外は「農業専用」を掲げたテーマはほとんどないので、飲食店向けやコーポレート向けなど、目的に合ったテーマを農業サイトに応用するのが現実的です。実際、他の業種向けテーマ(TENJIKUなど)が農園サイトで使われている例はあります。
サイトに載せる写真は自分で撮ってもいいですか?
もちろんOKですし、むしろ農業サイトは写真が仕上がりの7割を決めます。 スマホでも十分キレイに撮れますが、朝の光で撮る・背景をスッキリさせる・土や露のついた瑞々しい状態を撮る、といった意識だけで見違えます。もし予算が許すなら、1日だけカメラマンに依頼して、畑・収穫物・作業風景・生産者の顔などを一通り撮ってもらうと、サイト全体の説得力が跳ね上がります。テーマを決めてから「どんな写真が要るか」を洗い出して撮ると、後から「あれも撮っておけば」を防げます。
ホームページ制作に補助金は使えますか?
使える場合があります。 小規模事業者持続化補助金には「ウェブサイト関連費」という区分があり、ホームページ制作費が対象になることがあります。ただし制度は公募回ごとにルールが変わります。たとえば2026年5月公開の回では、ウェブサイト関連費に上限(税込30万円)が設けられ、この費目単独では申請できず、他の販路開拓の取り組みとセットで申請する必要がある、といった変更がありました。最新の条件は必ず公募要領と、地元の商工会・商工会議所で確認してください。
ただ正直な話をすると、自分でテーマを買ってサッと作るなら数万円で済むので、補助金の書類作成にかける手間を考えると、規模によっては「自作した方が早い」ことも多いです。制作を業者に外注する場合や、大きめの投資をする場合に検討する、くらいの温度感でいいと思います。
JAや直売所に出荷しています。それでもホームページって必要ですか?
「今すぐ絶対」ではありませんが、あると強い武器になります。 出荷先が安定しているなら急ぎではないですが、ホームページがあると「◯◯農園のあの野菜」と名前で覚えてもらえるようになります。直販や贈答、ふるさと納税、飲食店からの直接取引、体験受け入れなど、新しい販路が生まれるきっかけにもなる。SNSと違って検索から見つけてもらえるのも大きいです。まずは名刺代わりの1ページから始めて、余力が出てきたら販売やブログに広げていく、という進め方でもいいと思います。
まとめ:農業サイトは「目的」で選べば迷わない
農業向けのWordPressテーマ選びを、目的別に整理しました。「農業専用」としての本命ならHARVES一択、他には自分の農園が何を目指すかで選ぶのが、遠回りしないコツです。
そして忘れないでほしいのが、農業サイトは写真とストーリーで9割決まるということ。どのテーマを選んでも、そこに載せる「野菜の瑞々しさ」と「作り手の想い」があってこそ生きてきます。テーマ選びと同じくらい、写真の準備に力を入れてみてください。
まずはデモを見て、自分の農園の景色を思い浮かべながら選んでみてくださいね。
テーマ全般の選び方はこちらもあわせてどうぞ。