工務店のホームページをWordPressで作りたいんですが、施工事例をきれいに見せられるテーマってどれですか?
建設会社の社長なんですが、今のホームページが古くて問い合わせが全然来ないです。WordPressで作り直したいのですが、何から手をつければいいですか?
建築・工務店サイトで問い合わせを増やすには、「施工事例の見せ方」と「問い合わせ導線」がすべてです。その2点を軸に、おすすめのテーマを目的別に紹介します。
こんにちは、webディレクター兼個人ブロガー(兼プログラミング講師)のきつねコードです。
当サイトではWordPressやブログ運営のノウハウを発信しています。今回は建築会社・工務店に使えるWordPressテーマを紹介します。
建築・工務店のホームページには、他業種と異なる重要な要件があります。施工事例の写真を大きく美しく見せること、「この職人に頼みたい」と思わせる信頼感の演出、そして問い合わせまでのスムーズな導線。これらを意識したテーマ選びが問い合わせ増加への最短ルートです。
建築・工務店サイトで問い合わせを増やすために大事なこと
施工事例の「見せ方」がすべて
建築・工務店のホームページで最も重要なコンテンツは施工事例です。
「この会社に頼んだらどんな家ができるのか」「自分たちのセンスに合うか」「品質は信頼できるか」これを判断するのに、言葉より写真の力の方が圧倒的に大きい。施工事例の写真を大きく・美しく・わかりやすく見せられるテーマを選ぶことが、問い合わせ増加への一番の近道です。
問い合わせまでの導線設計
どんなに施工事例が綺麗でも、問い合わせ先がわかりにくければ機会損失です。建築・工務店サイトで有効な導線を整理すると:
- トップページの目立つ場所に電話番号・問い合わせボタンを配置
- 施工事例を見た直後に「まずはご相談ください」などの誘導を設置
- スマホからみても「タップでお問い合わせ」ボタンなど自然な導線
- 代表・職人・スタッフの顔と想いが伝わるページ(「この人に頼みたい」を作る)
これらが最初から組み込まれているテーマを選ぶと、自分で構築する手間が大幅に省けます。
建築・工務店向けWordPressテーマ おすすめ6選
早速ご紹介しますね。
【WordPressがはじめて・すぐに公開したい】OLTANA
WordPressをほぼ触ったことがない方・とにかく早く公開したい方に、最初に見てほしいのがOLTANAです。
JIN:Rを手がけた開発チームが制作したホームページ向けテーマで、業種ごとに特化したデモサイトが用意されています。OLTANAの検索ページで「建築・家具・不動産」カテゴリにチェックを入れて探してみてください。工務店・リフォーム・塗装会社など6種類のデモが揃っていて(執筆時点)、写真とテキストを入れ替えるだけで業種にそのまま使える完成形からスタートできます。

ただ一点、知っておいてほしいのはOLTANAはLP型(1枚ページ形式)が基本のテーマです。複数ページを自由に行き来する一般的なサイト構造とは少し異なり、1ページに施工事例・サービス案内・問い合わせフォームなど必要な情報をすべて縦に並べる形式です。シンプルな構成を求める工務店・一人親方・個人事業主には最もとっかかりやすいテーマだと思います。
【工務店特化・綺麗な典型サイトがすぐできる】Estival 建設・工務店テーマ
工務店専用のWordPressテーマです。テーマをインストールするとデモサイトと全く同じ構成がそのまま復元される設計で、「工務店ホームページの典型的な完成形」が最初から用意されています。
施工実績・サービス紹介・スタッフ紹介・お客様の声・問い合わせなど、建築会社・工務店に必要なページ構成が最初から揃っているのが大きな強みです。OLTANAと異なり複数ページ構成に対応しているため、施工事例をページとしてしっかり設けたい場合にも向いています。
WordPressを初めて触る方でも制作会社の方でも使いやすい設計です。デモサイト(https://estival.jp/construction-demo/)を確認してから購入を検討してください。

【問い合わせ導線が強いコーポレートサイト】TCD AIDER
AIDERはTCDシリーズの中でも「信頼感と問い合わせ獲得」に特化したテーマです。元々は士業(税理士・社労士など)向けに設計されていますが、サイトの目的が「問い合わせ・発注を増やす」という点で工務店と完全に一致しているため、応用しやすいテーマです。
具体的にイメージしてもらうと、AIDERのデモサイトには以下のようなセクションが最初から組み込まれています。
- SERVICE(サービス紹介) → 施工内容・対応工事の一覧などに置き換えてもいい
- VOICE(お客様の声) → 施工後のお客様インタビュー・感想などに置き換えてもいい
- サービス一覧(写真グリッド) → 施工事例の写真ギャラリーに置き換えてもいい



こんなふうにサイト全体(下層ページ含め)が揃っているので、テキストと写真を差し替えるだけで、効果的な工務店サイトの骨格はできあがります。問い合わせフォームへの導線・代表挨拶・実績の見せ方も整っているので、こだわりのある会社ほどしっかりした仕上がりになります。
OLTANAやEstivalと比べると工務店向けに少し組み替える必要はありmさうが、WordPressをある程度触ったことがある方なら問題なく使いこなせます。初心者でもパーツを組み替えるだけで綺麗に仕上がります。もちろん、中級者以上はさらに自由にカスタマイズできます。
【ブログで地域集客も育てたい】SWELL|17,600円
「コーポレートサイトを作りながら、ブログ記事でSEO集客もしたい」という場合はSWELLも候補に入ります。上で紹介したAIDERにもブログ機能があり便利ですが、このswellはそもそもブログに強いテーマなのでより執筆に集中しやすいです。
建築・工務店がブログでSEO集客する場合、「〇〇市 工務店 おすすめ」「リフォーム 費用 相場」「注文住宅 失敗しない方法」といったキーワードで記事を積み上げる戦略が有効です。SWELLはブロックエディターとの相性が良く、記事を書くストレスが少ないため継続的なコンテンツ発信に向いています。
GPLライセンスで複数サイトに使い回せるため、将来的に別のサービスサイトを立ち上げる場合も追加費用がかかりません。ただし、ホームページとしての「完成形デザイン」を最初から求める場合は、OLTANA・Estival・AIDERの方がスタートが早いです。デザインはカスタマイズして自分で組み替えていく必要があります。
【制作者・時間をかけて作り込みたい】Lightning Vektor Passport|11,000円/年
国内で根強い人気を持つLightningの有料版です。無料版Lightningと最大の違いはパターンライブラリの豊富さで、建築・設計事務所向けのパターンセットが用意されています。
パターンをパズルのように組み合わせてページを構築していくスタイルで、ノーコードのまま高い自由度を実現できます。「自分のイメージ通りに作りたい・既製デザインに縛られたくない」という方や、クライアントのサイトを制作するWebデザイナーに向いています。
一方で、OLTANA・Estivalのような「最初からデモが完成している」タイプではなく、自分で組み立てていく前提のテーマです。時間をかけられる方・WordPress操作に慣れた方に向いています。価格は年額ライセンス制(11,000円/年)で、年ごとに更新が必要な点は把握しておいてください。
【集客設計・CV設計を細かく作り込みたい】Emanon Premium
「問い合わせ数を最大化するためのCV設計を細かく作り込みたい」という場合はEmanon Premiumも候補になります。上で紹介したLightning有用版は、年額ライセンスなので長期にみるとお金がかかりますが、こちらは買い切りです。
CTA(問い合わせ誘導ボタン)の設置機能が特に充実していて、「このセクションの後にフォームを出したい」「特定エリアにバナーを固定したい」という細かい要望に対応しやすい設計です。WooCommerce対応でEC展開も可能。Lightningと同様、自分で作り込む前提のテーマなので、WordPress操作に慣れた方・社内にWeb担当者がいる会社向けです。
(番外)分譲・物件展示サイトなどを作りたいなら|TCD BIJOUX
一般的な工務店コーポレートサイトにはここまで紹介した5テーマが向いていますが、分譲住宅やマンション開発を手がける建設会社が「物件展示・販売サイト」を別途作りたいみたいな場合はTCD BIJOUXが最適です。
物件ごとに写真・間取り・価格・特徴を見やすく掲載できる設計になっています。「施工事例を見せたい」のか「物件を売りたい・貸したい」のかで用途が変わります。すごく綺麗なサイトなのでデモサイトをぜひ見てみてください。
よくある質問
施工事例はどのページに載せればいいですか?
施工事例ページはどう作るのが正解ですか?写真をたくさん載せたいです。
事例1件ごとに1ページ作って、一覧ページから各ページへリンクする構成が基本でしょうか。写真は多めに、施工前後の写真があると説得力が上がります。OLTANAはLP型なので事例は同ページ内に並べる形か各ページとして足していくことも可能、Estival・AIDERは独立した各ページとして足していけます。どれが自分の運用スタイルに合うかで選んでもいいと思います。デモサイトを見ながら想定を膨らませてみてください。
建築会社サイトに無料テーマは使えますか?
予算の都合で無料テーマを使うことはできますか?
できますが、建築・工務店サイトにはあまりおすすめしません。施工事例の見せ方・問い合わせ導線という点で、有料テーマの方が初期からかなり有利です。問い合わせが月に1件増えれば、テーマ費用はすぐに回収できます。
きつねコードさんならどのテーマを選びますか?
もし自分が工務店の社長だったら、どのテーマを選びますか?
「早く公開したい・WordPressに慣れていない」ならOLTANAかEstival。「問い合わせ導線をしっかり設計して、効果の高いサイトを作りたい」ならAIDER。ブログで地域集客も育てるつもりがあるならAIDERかSWELLも検討します。迷ったらまずデモサイトを見てください。「これで作りたい」と思えるテーマが正解です。
まとめ
建築・工務店向けWordPressテーマについて整理しました。
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